『FX戦士くるみちゃん』は2026年10月3日時点で完結しておらず、第53話まで公開されています。44話は作品全体の最終回ではなく、45話以降も物語は続いています。
「9巻で完結した?」「44話が最終回なの?」「休載中では?」と気になった人もいるでしょう。カドコミやKADOKAWAの公式掲載情報を基準に確認すると、第9巻は最終巻ではなく、2026年9月18日には第10巻も発売済みです。
この記事では、『FX戦士くるみちゃん』の完結状況をはじめ、44話が最終回のように見える理由、9巻と10巻の関係、45話以降の展開、現在の連載状況まで整理します。
なお、44話までの重要な展開に触れるため、ここから先は原作漫画のネタバレを含みます。
FX戦士くるみちゃんは完結した?2026年10月3日時点の答えは?
『FX戦士くるみちゃん』は2026年10月3日時点で完結していません。第44話以降も連載が続き、2026年9月15日には第53話が公開されています。
原作はでむにゃんさん、作画は炭酸だいすきさん。KADOKAWAの『コミックフラッパー』で展開され、Webではカドコミでも読むことができる漫画です。
まず、「完結したのか」だけを知りたい人向けに現在の状況をまとめると、次のようになります。
項目 2026年10月3日時点の状況
作品の完結 未完結・連載中
第44話 作品全体の最終回ではない
第9巻 最終巻ではない
最新公開話 第53話
第53話公開日 2026年9月15日
最新単行本 第10巻
第10巻発売日 2026年9月18日
45話以降 新たな人物を中心に物語が継続
次回更新予定 2026年11月15日
特に検索すると混乱しやすいのが、「第9巻・第44話で終わったのでは?」という点です。
第44話は福賀くるみを中心に進んできた物語へ非常に大きな区切りを付けるエピソードです。そのため最終回のような読後感があるのですが、漫画そのものは終わっていません。
実際、その後には第45話以降があり、第10巻も2026年9月18日に発売されています。
つまり、「9巻で完結した?」への答えも明確で、第9巻は最終巻ではありません。
アニメをきっかけに原作へ興味を持ち、「漫画ではもう完結しているのかな?」と調べた人は、まずここを押さえておけば大丈夫です。
なぜFX戦士くるみちゃん44話が「最終回」と思われるの?
第44話は作品全体の最終回ではありませんが、福賀くるみが背負ってきた「母の2,000万円をFXで取り戻す」という物語には、最終回級の決着が描かれます。
そもそも、くるみがFXを始めた大きな理由は、母・福賀梢がFXで失った2,000万円でした。
「母が失ったお金を、自分がFXで取り戻す」。
この目標を胸に、くるみは30万円を元手として相場の世界へ足を踏み入れます。
最初は「2,000万円を取り戻す」という明確な目的だったものが、利益と損失を経験するうち、次第に相場そのものから離れられなくなっていく。
この変化こそ、『FX戦士くるみちゃん』の怖さであり面白さでもあります。
くるみを決定的な状況へ追い込んだのが、ユーロ・スイスフランをめぐる急激な相場変動、いわゆるスイスフランショックでした。
作中でくるみは、その結果として1億円を超える不足金を抱えることになります。
普通なら、ここまでの損失が出れば「もう取引はできない」と考えますよね。
しかし、くるみはそこで終われません。
残った資金を使い、海外FX口座で高いレバレッジをかけて一発逆転を狙います。
一時的に資金を増やす場面はあるものの、最後には強制ロスカット。取り返すために残していた資金まで失ってしまいます。
ここで描かれているのは、単なる「FXで負けました」という話ではありません。
個人的に本作の核心だと感じるのは、相場の知識があることと、感情を制御できることは別問題だと描いている点です。
くるみはFXの仕組みをまったく知らない初心者のまま失敗したわけではありません。
それでも「ここまで失ったのだから取り返さなければ」という気持ちが強くなると、損失を受け入れて撤退する判断が難しくなっていく。
だから44話までの流れは、単なる投資漫画というより、「取り返したい」という感情に人生が支配されていく過程を描いた物語として読むと、より強烈に刺さります。
萌智子との関係も44話前後で大きく変わる
巨額の不足金を抱え、追い詰められたくるみにとって重要な存在になるのが、小金萌智子です。
萌智子は、それまで他人の投資失敗をどこか興味深い観察対象のように見る一面を持っていました。
くるみが再びFXへ近づくきっかけにも関わっているため、最初から無条件にくるみを守ってきた人物というわけではありません。
ところが、くるみが本当に取り返しのつかないところまで追い込まれると、その距離感が変わります。
私はこの変化が44話前後の重要なポイントだと思っています。
それまで「相場で誰が勝つか、負けるか」を見ていた関係が、最後には相場より目の前の人間をどうするのかという問題へ変わるからです。
チャート上の勝敗を描いてきた漫画が、人間関係へ着地する。
ここまで積み重ねたものが一気に収束するため、「これが最終回では?」と感じるのも無理はありません。
FX戦士くるみちゃん44話の結末は?自己破産後はどうなる?
作中でくるみは、1億円超の不足金をFXで取り返すのではなく、父親へ事情を打ち明け、自己破産によって現実と向き合う道を選びます。
くるみは長い間、「母が失った2,000万円は自分が取り返さなければならない」という思いを一人で抱え続けていました。
ところが、その結果として生まれたのは2,000万円の回収ではありません。
1億円を超える不足金です。
さらに過去には、父・福賀郁夫のタンス預金300万円を無断で取引へ使ってしまったこともありました。
そんな自分の行動と結果を、くるみは父親へ打ち明けます。
チャートだけを見れば、この時点でくるみは何も取り返していません。
しかし物語として見ると、ここが大きな転換点です。
「損失を取り返す」ことを最優先してきたくるみが、「起きてしまったことを認める」方向へ初めて進み始めるからです。
私はこここそ、くるみ編の本当のクライマックスだと感じました。
FXで大逆転して2,000万円を取り戻す結末ではなく、失敗した自分自身を現実へ戻していく。
派手さはないのに、作品テーマには非常に合った決着です。
自己破産後もすべてがゼロになるわけではない
44話では、その後のくるみの生活も描かれます。
時間はスイスフランショックから約半年後となる2015年秋。
くるみは大学へ戻り、卒論にも取り組みながら日常生活を立て直していきます。
ただし、「自己破産したから全部解決」という描き方にはなっていません。
作中では過去にFXで得た380万円の利益に対する税金が残っており、その支払いにも向き合うことになります。
ここは現実の制度一般について説明しているのではなく、あくまで漫画内で描かれているくるみの状況として捉える必要があります。
くるみはコンビニで働き、父にも支えてもらいながら再スタートします。
これだけなら「FXから離れて普通の生活へ戻った」で終われそうですが、『FX戦士くるみちゃん』はもう一段複雑です。
仲間とのたこ焼きパーティーでは、くるみ自身が再びFXについて話題にする場面があります。
つまり、自己破産は「FXという存在を人生から完全に消した」という意味ではありません。
ここで終わるのは、少なくとも「母の2,000万円を何としてでも相場で取り返さなければならない」という強迫的な物語なのだと私は受け取りました。
だから44話は最終回に見える。
けれど、くるみという人物そのものには、まだその先があります。
FX戦士くるみちゃん9巻で完結?10巻と45話以降はどうなる?
『FX戦士くるみちゃん』は第9巻では完結していません。第44話の後も第45話以降が続き、2026年9月18日には第10巻が発売されています。
「9巻が最終巻なのでは?」という疑問が生まれやすい最大の理由も、やはり第44話の内容でしょう。
くるみが巨額の不足金と向き合い、父親へ話し、自己破産を経て日常へ戻っていく。
主人公の目標だった「2,000万円を取り戻す」という物語が事実上決着するため、単行本で追っている読者ほど「ここで終わったのかな?」と感じやすい構成です。
しかし、実際には物語は続きます。
第45話以降で重要人物として登場するのが、酒田いなごです。
時間軸も進み、舞台の中心となるのは小金萌智子が立ち上げた会社「もちもち企画」。
就職活動中だったいなごが、もちもち企画の面接を経て入社するところから、新たな物語が動いていきます。
くるみ、高根やす子といった既存キャラクターも引き続き登場するため、「44話で主人公が退場して完全に別作品になる」というわけではありません。
ただ、読んでいる感覚は44話以前とはかなり変わります。
45話以降は「主人公交代」なの?
公式に「主人公交代」や「第2部開始」と明言されたわけではありません。
ここは断定せず、きちんと分けて考えたい部分です。
物語上は酒田いなごをはじめとする新キャラクターの比重が大きくなるため、便宜的に「新章」と表現したくなる構造ではあります。
しかし、それは読者側から見た作品構造の変化であって、正式なシリーズ区分とは限りません。
45話以降では、酒田いなごのほか、善波なな、月森きずなといった人物も登場します。
そして、この新しいキャラクターたちによって作品のテーマが少し広がっていきます。
特に月森きずなは、5年連続でプラス収支を達成し、資産1,000万円を突破している人物として描かれます。
目標は1億円。
ここで面白いのが、くるみとの対比です。
きずなにとって「1億円」は、これから目指していく成功の数字。
一方で読者は、くるみが1億円を超える不足金に追い込まれた過去を知っています。
同じ「1億円」なのに、一方では希望、一方では破滅の記憶になる。
この数字の意味がキャラクターによって反転する構造は、45話以降ならではの見どころです。
FX戦士くるみちゃんは休載中?第53話までの連載状況は?
2026年10月3日時点で『FX戦士くるみちゃん』は完結や無期限休載が告知された状態ではなく、第53話まで公開されています。
カドコミでは2026年9月15日に第53話が公開されています。
また、単行本第10巻は2026年9月18日に発売されました。
記事執筆時点では、次回更新予定として2026年11月15日も案内されています。
「休載したのでは?」と心配されやすい理由は、更新間隔でしょう。
本作は必ず毎月新しい話がWeb公開される形ではなく、時期によって1〜2か月ほど間隔が空くことがあります。
そのため、毎週・毎月一定日に更新される漫画を読み慣れていると、「更新されない=休載?」と感じやすいんですね。
ただし、少なくとも2026年10月3日の確認時点では、「完結」「打ち切り」「無期限休載」と判断できる公式発表は確認されておらず、次回更新予定も示されています。
連載状況を追うときは、SNS上の「最近更新されていない」という感覚だけではなく、公式ページに次回更新日が表示されているかまで見るのがおすすめです。
なお、『FX戦士くるみちゃん』は原作漫画だけでなく、2026年10月1日からテレビアニメの放送も始まっています。
アニメから入った人が「漫画はもう最後まで終わっている?」と検索する機会は、今後さらに増えそうです。
しかし現状は、アニメ放送が始まった一方で原作漫画も連載継続中という状態です。
最新話や次回更新日は今後変化するため、この記事では2026年10月3日を確認基準日としています。
44話から45話以降で何が変わった?「FX漫画」から投資群像劇へ
44話までが「くるみが母の2,000万円を取り戻そうとする物語」だとすれば、45話以降は複数の人物がそれぞれ投資とどう向き合うかを見る物語へ視野が広がっています。
1話から44話までには、とても分かりやすい一本の軸があります。
母がFXで失った2,000万円。
それを取り戻そうとするくるみ。
資金が増える高揚感。
損失を取り返そうとする焦り。
そしてスイスフランショックによる崩壊と、自己破産による人生の立て直し。
この流れがあまりにも綺麗につながっているため、第44話だけを見ると「一作品として終われるところまで来た」と感じるんですよね。
しかし45話以降では、酒田いなご、善波なな、月森きずななど、新しい人物がそれぞれ異なる価値観を持って投資へ接していきます。
さらに、作品内で扱われる対象もFXだけではなく、株式投資へ広がっていきます。
ここが、44話以前との大きな違いです。
私はこの変化を、「FXで破滅する一人の少女の物語」から、お金を増やしたい人間たちが投資とどんな距離を取るのかを描く群像劇への拡張だと捉えています。
もちろん、これは作者側が正式にそう説明しているという意味ではありません。
あくまで45話以降の構成を追った筆者としての解釈です。
ただ、この形なら44話で描いたくるみの成長を壊さずに、作品を続けられます。
もし45話以降も、くるみが再び大きなポジションを持ち、損失を出し、また取り返そうとする――という構図だけを繰り返せば、44話で得た決着そのものが薄くなってしまいます。
そこで、くるみを完全に消すのではなく、一度相場の底を見た経験者として新しい投資家たちの横に置く。
この立ち位置が非常に面白いんです。
以前のくるみは、読者と一緒に「この先どうなるんだ」と未知の相場へ突っ込んでいく側でした。
45話以降では逆に、くるみの過去を知っている読者が、新しいキャラクターの発言へ別の意味を感じられるようになります。
特に「1億円を目指す」という言葉は象徴的です。
初めて投資へ挑戦する人から見れば夢の数字でも、一度すべてを失ったくるみの隣で語られると、一気に別の重さを持ちます。
ここは単に主人公を交代しただけでは生まれない、『FX戦士くるみちゃん』を長く読んできた人だからこそ味わえる構造だと思います。
FX戦士くるみちゃんの本当の最終回はどうなる?
正式な最終回はまだ発表されていないため結末は分かりませんが、本作では「いくら稼いだか」より「相場とどう距離を取るか」が最終的なテーマになる可能性があると筆者は考えています。
ここからは連載内容を踏まえた私見です。
くるみは物語の出発点で、「母が失った2,000万円を取り戻す」という非常に分かりやすいゴールを持っていました。
一般的な成功物語なら、最後にFXで2,000万円を稼ぎ、母の過去を乗り越えてハッピーエンドという構成も考えられたでしょう。
しかし本作は、そちらへ進みませんでした。
2,000万円を追いかけ続けた結果、くるみの抱える損失はその金額を大きく超えてしまいます。
そして彼女が最終的に選ぶのは、さらなる一発逆転ではありません。
父親へ話す。
失敗を認める。
自己破産によって整理する。
働きながら生活を立て直す。
ここに、本作独自の「勝ち」の考え方が見える気がします。
相場で勝って大金を手に入れることだけが勝利ではなく、自分では処理できなくなった失敗を認めて人生を続けることも、一つの決着になる。
これは、派手な投資成功漫画とはかなり違う着地点です。
だからこそ、作品全体の最終回も「最後に誰が一番稼いだか」で終わるとは限らないでしょう。
くるみを含め、投資へ向き合ってきた人物たちが、それぞれ「自分にとってお金や投資とは何だったのか」という答えへたどり着く。
個人的には、そんな終着点の方が『FX戦士くるみちゃん』らしいと感じています。
特に今後注目したいのは、くるみ自身の立ち位置です。
44話までの彼女は、自分の未来がどうなるか分からないまま相場へ突き進む人物でした。
ところが現在は、資産が増えていく興奮も、損失を取り返したくなる焦りも、1億円を超える不足金も、自己破産も経験しています。
つまり、新しく相場へ入っていく人物とは背負っているものが違います。
その経験が酒田いなごや月森きずなたちとどう交差するのか。
ここが、45話以降の『FX戦士くるみちゃん』で特に楽しみなポイントです。
もし将来、最終回でくるみが再び物語の中心へ立つのであれば、問われるのは「FXを完全にやめたかどうか」だけではない気がします。
相場の結果と、自分自身の人生を切り離して考えられるようになったのか。
そこまで描かれたとき、第44話は「最終回と間違えられた回」ではなく、「くるみが壊れていく物語が終わり、人生を作り直す物語が始まった回」として、さらに意味を持つのではないでしょうか。
まとめ|FX戦士くるみちゃんは完結していない!44話後も連載中
『FX戦士くるみちゃん』は、2026年10月3日時点で完結していません。
第44話は、スイスフランショックで1億円を超える不足金を抱えた福賀くるみが、萌智子や父親と向き合い、自己破産を経て人生を立て直し始める重要なエピソードです。
そのため「最終回だったのでは?」と思うほど強い区切りがありますが、作品全体はそこで終了していません。
第9巻も最終巻ではなく、第44話の後には45話以降が存在し、2026年9月18日には第10巻が発売されています。
45話以降では酒田いなごをはじめ、善波なな、月森きずななど新しい人物が登場。
くるみや萌智子、やす子といった既存キャラクターも残り、FXだけでなく株式投資も含めて「人は投資とどう付き合うのか」を描く方向へ物語が広がっています。
連載についても、2026年9月15日に第53話が公開済みです。
したがって、「FX戦士くるみちゃんは完結した?」「9巻・44話が原作最終回?」という疑問への答えは、まだ完結していない。44話は福賀くるみの物語に最終回級の区切りが付く回だが、その先も連載は続いているとなります。
アニメから入った人も、第44話だけをゴールとして読むのではなく、その先で変わったくるみの立ち位置や、新しい投資家たちとの対比まで追ってみると、本作が単なる「FXで大損する漫画」ではないことがより見えてくると思います。
よくある質問
『FX戦士くるみちゃん』は完結しましたか?
いいえ。2026年10月3日時点では完結していません。
第53話まで公開されており、第44話以降も物語は継続しています。
『FX戦士くるみちゃん』は9巻・44話が最終回ですか?
いいえ。第9巻および第44話は作品全体の最終巻・最終回ではありません。
44話は福賀くるみの物語に大きな区切りが付くため最終回のような読後感がありますが、45話以降も連載され、2026年9月18日には第10巻も発売されています。
『FX戦士くるみちゃん』の続きは何話から読めますか?
第44話の続きは第45話からです。
45話以降では酒田いなごら新しい人物が登場し、くるみたち既存キャラクターも関わりながら、FXだけでなく株式投資まで含む物語へ広がっています。
涼風 結人(アニメ情報ナビゲーター)


