『アルネの事件簿』の犯人はゴードンで、怪盗赤ずきんはアルネに変身していました。
この記事では、「アルネの事件簿 ネタバレ」で検索した方に向けて、ラインヴァイス家殺人事件の真相、アルネの正体、Case2の人狼当て、伏線、ゲームとアニメの進行状況までまとめて解説します。
真相だけを知りたい方は最初の章から、伏線や作品テーマまで味わいたい方は、ぜひ最後までじっくり読み進めてみてください。吸血鬼が探偵をしている時点で情報量はかなり多めですが、謎は順番に整理すればきれいにつながります。
この記事を読むとわかること
- ラインヴァイス家殺人事件の真犯人と推理の手順
- ゴードンが容疑者から外れたように見えた理由
- 吸血鬼探偵アルネの正体と能力
- アルネとリンの関係性
- 怪盗赤ずきんが変身していた人物
- ホテルピトスの警備を突破できた仕組み
- 第1章から仕込まれていた伏線
- ゲーム本編の公開状況
- 2026年に放送されたテレビアニメの内容とキャスト
- 今後注目したい未回収の謎
※ここからは、ゲーム版およびテレビアニメ版『アルネの事件簿』の重大なネタバレを含みます。
アルネの事件簿ネタバレ:犯人と事件の結末は?
ラインヴァイス家殺人事件の犯人は、執事のゴードンです。
ゴードンは吸血鬼であり、鏡に姿が映らないという吸血鬼の性質を利用することで、いったんは容疑者から外れていました。
そしてCase2「ホテルピトス盗難事件」では、怪盗赤ずきんがアルネに変身していたことが判明します。
つまり、本作の二大推理企画は次のように整理できます。
事件 真相
ラインヴァイス家殺人事件 犯人は吸血鬼のゴードン
ホテルピトス盗難事件 怪盗赤ずきんはアルネに変身していた
ゴードン特定の決め手 鏡越しでは姿を確認できなかった
赤ずきん特定の決め手 アルネが同じ時刻に別々の場所で目撃された
いずれも「人外だから何でもあり」で終わらせず、人外の能力そのものを推理のルールに組み込んでいるのが重要なポイントです。
魔法や吸血鬼が存在する世界でも、先に示された設定に従って論理的に犯人を絞れる。ここが『アルネの事件簿』を単なるゴシックファンタジーではなく、本格推理として成立させています。
ラインヴァイス家殺人事件では何が起きた?
ラインヴァイス家殺人事件は、名門貴族ラインヴァイス家の当主クラウスを巡って発生した事件です。
母親を亡くしてから豹変した父・クラウスを心配したリンは、アルネに父親の行動を調査してほしいと依頼します。
ところが調査中、リン自身が何者かに襲われ、気絶した状態で首のない遺体とともに発見されます。
さらに屋敷では、死者蘇生を連想させる魔法陣や壁に残された血文字など、不気味な手掛かりが次々に現れました。使用人たちの間にも疑心暗鬼が広がり、誰もが怪しく見える状況が作られていきます。アルネの事件簿
ただし、本作の推理で本当に重要なのは、恐ろしい見た目の演出ではありません。
見るべきなのは、事件当時に誰がどこにいて、どの経路を利用できたのかという基本的な事実です。血文字が派手でも、推理は足元から。ミステリー界ではおなじみの「怖そうなものほど、いったん横に置こう」の精神ですね。
アルネとリンはどのように容疑者を絞った?
アルネとリンは、証言、屋敷の構造、移動経路、各人物の身体的な特徴を照合しながら、容疑者を一人ずつ除外していきます。
主な容疑者と、犯行が難しいと判断された理由は次の通りです。
容疑者 犯行が難しいとされた理由
ゴードン 鏡越しの観察で確認されたと思われていた
ハインツ 中庭を通ると犬が吠えるため、密かに移動しにくい
エリーゼ 通気口にホコリが残っており、通過した形跡がない
カイ ディアナとの協力を前提にすると移動条件が成立しない
ディアナ 極度の高所恐怖症で、高所を利用した犯行が困難
ベルント 血を見ると気絶してしまう
この推理の面白いところは、容疑者を減らせば減らすほど、逆に事件が解決不能へ近づいていく点です。
全員に犯行が不可能な理由があるなら、事件そのものが起きないはず。しかし実際にはクラウスが死亡しているため、どこかの前提が間違っていると考えなければなりません。
ここで必要になるのが、証言を増やすことではなく、すでに得た情報を別の角度から見直す作業です。
真犯人ゴードンを特定した決め手は?
決め手になったのは、ジシェによる鏡越しの観察です。
当初は、ジシェが鏡を通して屋敷の人物を確認していたため、ゴードンにもアリバイがあるように見えました。
ところが、ゴードンは吸血鬼です。
吸血鬼は鏡に姿が映らないため、ジシェが鏡越しに人数を確認していても、ゴードン本人を見たことにはなりません。
「鏡の中にいなかった」ことは、ゴードンがその場にいた証明ではなく、むしろ吸血鬼であることを隠す仕掛けだったのです。
公式の犯人当て企画でも、最終的にラインヴァイス家殺人事件の犯人はゴードンと明かされています。応募総数は1353通で、正しい推理過程を含めて正解した応募はわずか3通でした。正答率に換算すると約0.2%で、すさまじい難易度だったことがわかります。ゲームマガジン
「全員にアリバイがある」という状況から、「そもそも誰を目撃したことになっているのか」を疑わせる構成は見事です。
個人的には、犯人の行動を派手な超能力で隠すのではなく、観測手段の欠点に偽装している点が、この事件で最も美しい部分だと感じます。
ゴードンの動機は何だった?
ゴードンの犯行は、単なる衝動的な殺人として処理できるものではありません。
ラインヴァイス家で積み重なってきた人間関係、クラウスの変化、屋敷の支配構造、そしてゴードン自身が隠していた正体が絡み合っています。
そのため、犯人の名前だけを知ると「吸血鬼だったから犯行が可能だった」という単純な結末に見えるかもしれません。
しかし物語上の重要点は、ゴードンが怪物だったことだけではなく、人間として屋敷に溶け込み、長い時間を過ごしていた人物だったことです。
身近な存在への信頼が一気に崩れるからこそ、リンにとって事件の真相は、推理ゲームの正解以上に重い意味を持ちます。
アルネの正体とは?吸血鬼探偵の能力を解説
アルネ・ノインテーターの正体は、人外たちの街で探偵を営む伝説的な吸血鬼です。
人間離れした能力を持つ一方、事件解決では力任せに相手をねじ伏せるのではなく、観察力、知識、論理を使います。
この「怪物なのに、誰より理詰め」という少しねじれた立ち位置が、アルネの大きな魅力です。
アルネの吸血鬼としての特徴
アルネは人間と変わらない外見をしていますが、その本質は吸血鬼です。
作中では、吸血鬼の性質や血に関する能力が事件の捜査にも利用されています。
特徴 内容
種族 吸血鬼
立場 アルネ探偵事務所の探偵
主な強み 高い観察力、豊富な知識、論理的思考
吸血鬼としての性質 鏡に映らない、血を利用して相手の動きを把握できる
内面的な弱さ 吸血衝動、人間との時間感覚の違い、孤独
性格 冷静で知的だが、事件や謎を前にすると楽しそうになる
Case2では、アルネがリンのドレスに自分の血を付け、彼女の行動を把握していたことが推理材料になります。
少々過保護というか、方法だけ聞くとだいぶ吸血鬼らしい追跡手段ですが、その能力がリン本人であることを証明する材料になりました。ゲームマガジン
アルネの強さの本質は、単純な身体能力ではありません。
長い時間を生きて蓄積した知識に加え、目の前の証言を疑い、別の可能性を組み立てられる知性こそが、彼を名探偵にしています。
アルネとリンはどのように出会った?
リンは、母親を亡くしてから変わってしまった父を心配しながら、ラインヴァイス家で暮らしていました。
あるとき、二体の遺体と異形の怪物に遭遇したリンは屋敷から逃げ出し、奇妙な街へ迷い込みます。
そこでたどり着いた城の礼拝場にあったのが、棺の中で眠るアルネでした。アルネの事件簿
吸血鬼好きの令嬢と本物の吸血鬼探偵。
設定だけならリンが大喜びしそうな出会いですが、実際には遺体と怪物から逃げてきた直後です。推しとの初対面としては、だいぶ治安が悪いスタートでした。
それでもリンは、アルネと行動を共にするなかで、恐怖だけでなく信頼や好奇心を抱くようになります。
一方のアルネも、リンを単なる依頼人として扱うのではなく、助手として事件の真相へ導いていきます。
アルネとリンをつなぐ過去の因縁とは?
アルネとリンの関係には、単なる探偵と助手では説明しきれない部分があります。
アルネがリンの血や出自に強い関心を示すこと、危険を承知で彼女を事件の核心へ連れていくこと、リン自身にも家系や過去に関する謎が残されていることから、二人の出会いは偶然だけではないと考えられます。
ただし、リンの出生や血筋に関するすべての疑問が、明確に解決しているわけではありません。
「特別な血筋だ」と断定してしまうよりも、現時点ではアルネが注目するだけの秘密が、リンの血と家系に隠されていると捉えるのが適切でしょう。
二人の関係が魅力的なのは、すぐに友情や恋愛の名前を付けられないところです。
危険な吸血鬼と人間の少女であり、探偵と助手であり、ときには互いの考えを試す推理の相棒でもある。この複数の距離感が重なることで、事件が終わるたびに関係性も少しずつ変化していきます。
怪盗赤ずきんの正体は?ホテルピトス事件をネタバレ解説
ホテルピトス盗難事件で、怪盗赤ずきんが変身していた人物はアルネです。
赤ずきん本人がアルネだったわけではありません。
人狼である怪盗赤ずきんがアルネの姿に変身し、厳重な警備の中へ潜入していました。
Case2の公式企画では、「怪盗赤ずきんはいったい誰に変身していたのか」が出題され、消去法によって真相へたどり着く形式が採用されています。ゲームマガジン
ホテルピトス盗難事件とは?
事件の舞台は、厳重な警備が敷かれたホテルピトスです。
そこで開かれたオークションにおいて、「吸血鬼の心臓」が怪盗赤ずきんに盗まれます。
赤ずきんは、容疑者のうち誰か一人に変身して会場へ侵入していました。
そこでアルネたちは、事件発生前に目撃された人物が本人だったのか、それとも赤ずきんが変身した姿だったのかを検証します。
この事件でも、動機の推測より先に、行動と目撃情報を整理する消去法が使われました。
容疑者が除外された理由
最初に疑われた人物はアルネだけではありません。
リン、ニクラス、エリーゼ、エイミー、ベルント、パンドラなども候補に含まれていました。
しかし、それぞれの行動や人狼の弱点を照合すると、次々に容疑者から外れていきます。
- リンは、アルネがドレスに付けた血によって行動を追跡されていた
- ニクラスは事件現場で人狼探知機に反応しており、別人に入れ替わる条件が成立しにくい
- エリーゼは人狼が苦手とする玉ねぎを食べていた
- ベルントはカジノで喫煙しており、煙を避ける人狼の行動と合わない
- エイミーの周囲には、人狼が苦手とする百合の香水の匂いがあった
- パンドラは銀製の鍵を手にしていた
人狼が苦手とするものは、次の4つです。
- 玉ねぎ
- タバコなどの煙
- 百合の香り
- 銀
これらは単なるキャラクター設定ではなく、誰が赤ずきんではないのかを判断する証拠として使われています。ゲームマガジン
赤ずきんがアルネに変身していた決定的証拠
決定打は、警備員の証言と警備場所のローテーションです。
ある警備員は、オークション第2部後半が始まる直前にアルネを見たと証言しました。
一方、別の情報では、同じ時刻のアルネがエレベーターを降り、エントランスを通ってオークション会場へ続く通路へ向かっています。
警備員はオークション後に配置場所を変更していました。
そのため、証言に出てくる「先ほどの警備中に見たアルネ」は、現在の持ち場ではなく、その前に担当していた外で目撃したアルネを指しています。
整理すると、同じ時刻に次の二人のアルネが存在していたことになります。
- エレベーターを降りて通路へ向かったアルネ
- 屋外で警備員に目撃されたアルネ
本物のアルネが分身できない以上、どちらか一方は別人です。
ここから、怪盗赤ずきんはアルネに変身していたという結論が導かれました。ゲームマガジン
赤ずきんはなぜアルネを選んだ?
アルネは、事件の調査役としてホテル内を移動しても不自然に思われにくい人物です。
周囲から顔を知られており、警備員の近くにいても、「探偵だから調査しているのだろう」と受け入れられます。
変身する対象として考えれば、これほど都合のよい人物はなかなかいません。
さらに赤ずきんは、アルネ本人の行動を利用しながら、同時目撃の矛盾がすぐには発見されない時間帯を選んでいます。
変身能力だけに頼ったのではなく、相手が自分の目で見たものを無条件に本人だと思い込む心理まで利用していたのです。
公式企画には1000通近い応募が寄せられました。
そのうち、赤ずきんがアルネに変身していたことを正しい推理過程まで含めて当てた応募は8通でした。アルネという答え自体を当てた人は312人いましたが、証言の矛盾まで説明する難易度はかなり高かったといえます。ゲームマガジン
アルネの事件簿の伏線はどこに仕込まれていた?
『アルネの事件簿』の伏線は、怪異の能力、人物の弱点、目撃方法、何気ない行動の中に仕込まれています。
後から突然新しいルールを持ち出すのではなく、事件前に提示された情報の意味を反転させることで真相を作っているのが特徴です。
第1章からの主な伏線を時系列で整理
登場場面 伏線 回収・意味
リンとアルネの出会い アルネがリンの血や存在に関心を示す リンの出自や血に秘密がある可能性を示す
ラインヴァイス家の捜査 ジシェが鏡越しに人物を確認する 鏡に映らないゴードンの存在を見落とす
使用人への聞き取り ディアナの高所恐怖症 高所を利用する犯行が困難だと判断できる
屋敷内の確認 通気口にホコリが残っている エリーゼが通気口を使っていない証拠になる
ベルントの人物描写 血を見ると気絶する 血を伴う犯行への関与を否定する材料になる
ホテルピトスの捜査 人狼が苦手な物の情報 容疑者を消去する証拠として使われる
警備員の証言 警備場所が交代制だった アルネが二か所で目撃された矛盾につながる
この中で特に秀逸なのは、鏡の使い方です。
通常、鏡は現場を間接的に確認する便利な道具として扱われます。
しかし『アルネの事件簿』では、「映っていた人物」ではなく、映るはずがない人物を数えたつもりになっていたことが問題になります。
証拠が間違っていたのではありません。
証拠の読み方を、人間側が間違えていたのです。
意外なキャラクターの言動が証拠になる
本作では、脇役の癖や弱点も推理に必要な情報として機能します。
ディアナの高所恐怖症、ベルントが血を苦手とすること、エリーゼが通気口を利用していない痕跡など、一見すると人物を印象付けるための小ネタに見える特徴が、後からアリバイの証明になります。
Case2でも同様です。
エリーゼが玉ねぎを食べること、ベルントがタバコを吸うこと、エイミーの周囲に百合の香りがあること、パンドラが銀の鍵を持っていることが、それぞれ人狼ではない証拠になります。
つまり『アルネの事件簿』を推理しながら楽しむコツは、事件現場だけを見ることではありません。
キャラクターが何を嫌い、何を食べ、どこで何をしていたのかまで覚えておく必要があります。
情報量が多すぎて「そこまで覚えていません!」と言いたくなるところですが、解決編を見た後に振り返ると、必要な材料は確かに示されていたとわかります。
伏線回収が納得感につながる理由
超常的な存在が登場するミステリーでは、「知らない特殊能力で犯行しました」と説明すると、読者は推理できません。
ところが本作では、吸血鬼、人狼、人魚、透明人間といった怪異ごとに、能力と制約が設定されています。
その能力を使えば何が可能なのか。
反対に、弱点があるため何ができないのか。
この二方向から容疑者を絞るため、ファンタジーでありながら論理的な納得感が生まれています。
筆者としては、本作の伏線は「驚かせるための情報」というより、怪異と人間が同じ世界で事件を解くための共通ルールとして機能していると感じます。
怪物の力が大きいほど、弱点や条件も細かく確認しなければならない。このバランスがあるからこそ、アルネの推理が映えるのです。
アルネの事件簿はどこまで進んでいる?
ゲーム版はTeil13まで公開され、テレビアニメ版は全12話が2026年1月から3月にかけて放送されました。
ゲーム版とアニメ版では、話数の数字が同じでも扱っているエピソードが異なる場合があります。
そのため、「アニメがTeil12まで放送されたから、ゲームのTeil12までをそのまま映像化した」と単純に考えないよう注意しましょう。
ゲーム版はTeil13まで公開
ゲーム版『アルネの事件簿』は、連載型の本格推理ゲームです。
ゲームマガジンの公式ページで確認できる主な公開履歴は次の通りです。
公開章 公開日
Teil8 2022年4月9日
Teil9 2022年5月14日
Teil10 2022年6月30日
Teil11 2023年3月18日
Teil12 2023年5月20日
Teil13 2023年7月15日
Teil13「お掃除大作戦」は2023年7月15日に公開され、リンとエイミーが以前交わした約束や、屋敷の掃除依頼を軸に怪奇現象が描かれます。株式会社バカー+1
2026年8月時点で、ゲームマガジン公式ページの最新公開情報はTeil13です。
次章の公開時期について、公式ページ上では明確な日程が示されていません。したがって、「完結した」とは断定せず、ゲーム版はTeil13まで公開中と捉えるのが正確です。ゲームマガジン
テレビアニメは2026年1月6日に放送開始
テレビアニメ『アルネの事件簿』は、2026年1月6日深夜から日本テレビで放送が始まりました。
BS日テレ、AT-Xでも放送され、動画配信サービスではHulu、dアニメストア、Amazon Prime Video、U-NEXT、ABEMA、DMM TVなどで順次配信されています。配信状況は変更される可能性があるため、視聴前に各サービスで最新情報を確認してください。アルネの事件簿
日本テレビでは2026年3月24日にTeil12が放送され、全12話で最終回を迎えました。最終話は、ヴラド三世に捕らえられたアルネを救うため、リン、エイミー、ナハツェーラーたちが城へ乗り込む「ドラキュラ最後の事件」です。WEBザテレビジョン+1
アニメ版の放送内容
アニメ版では、ゲームの事件やキャラクターを再構成しながら、次のエピソードが描かれました。
話数 主な事件
Teil1 ルイス・ハルトマン最初の事件
Teil2~Teil5 ラインヴァイス家殺人事件
Teil6 人魚殺害未遂事件
Teil7~Teil8 怪盗赤ずきんとブルー・ハート事件
Teil9 透明人間転落事件
Teil10 演奏家密室殺人事件
Teil11 ルイス・ハルトマン最後の事件
Teil12 ドラキュラ最後の事件
アニメ版で興味深いのは、第1話をルイス・ハルトマンの事件から始めた点です。
いきなりリンとアルネの出会いを描くのではなく、人外を信じないルイスの視点から世界へ入ることで、初見の視聴者も「人間の常識が通じない事件」へ段階的に触れられる構成になっています。
その後、第2話からラインヴァイス家殺人事件へ入り、リンがアルネと出会った過去が描かれました。アルネの事件簿
これは単なる順番の変更ではありません。
視聴者と同じく人外の存在を疑うルイスを入口にすることで、アルネの異質さと推理力を先に印象付ける狙いがあったと考えられます。
アニメ版の主要キャストとスタッフ
キャラクター 声優
ルイス・ハルトマン 伊瀬茉莉也
アルネ・ノインテーター 内山昂輝
少年アルネ 田中あいみ
リン・ラインヴァイス 貫井柚佳
ジシェ 榊原優希
ナハツェーラー 新祐樹
エイミー 日笠陽子
ゴードン 中博史
怪盗赤ずきん 宮村優子
ヴラド 浪川大輔
アニメーション制作はSILVER LINK.、監督は井上圭介、シリーズ構成はむらさきと井上圭介、キャラクターデザイン・総作画監督は佐藤秋子、音楽は藤澤慶昌が担当しました。YouTube+1
ゴシック調の屋敷や人外の街は、静止画では雰囲気だけでも成立します。
一方、アニメではキャラクターの視線、鏡の角度、人物の移動、証言時の間まで映像化されるため、推理の手掛かりを別の角度から確認できます。
ゲームをプレイ済みでも、「この場面でこの人物が映っていたのか」と発見できるのがアニメ版の面白さです。
アルネの事件簿の核心と今後を考察
ここからは、明らかになっている事実をもとにした筆者の考察です。
『アルネの事件簿』の中心にあるのは、犯人当てだけではありません。
人間と怪異では、同じものを見ても前提が異なるという問題が、事件と人間関係の両方に繰り返し描かれています。
吸血鬼という存在そのものがトリックになる
通常の推理作品では、犯人は指紋を消したり、密室を作ったり、目撃時刻を偽装したりします。
『アルネの事件簿』では、犯人の種族そのものがトリックになります。
- 吸血鬼は鏡に映らない
- 人狼は特定の物を苦手とする
- 変身能力を持つ者は他人の姿で行動できる
- 透明人間なら目撃情報の前提が変わる
- 人魚や人形には人間とは異なる生命の条件がある
重要なのは、こうした設定が便利な後付けではなく、事件を解くための証拠にもなることです。
たとえば、鏡に映らないことはゴードンにとってアリバイを作る武器でした。
しかし同時に、それこそがゴードンを犯人だと見抜く証拠にもなります。
能力には必ず裏側がある。
この構造が、本作の推理を支えています。
アルネとリンは互いの常識を変える存在
アルネは人外の論理を知り尽くしています。
対してリンは、人間としての感情や信頼を事件へ持ち込みます。
ラインヴァイス家殺人事件でリンが使用人たちの無実を証明しようとする姿は、論理だけでは説明できない信頼から始まっています。
もちろん、信じたいという気持ちだけで犯人は決められません。
しかし、その気持ちがあったからこそ、リンは一人ずつ犯行不可能であることを証明しようとしました。
アルネの冷静な推理と、リンの人間的な執念。
どちらか一方だけでは、真相へ到達できなかった可能性があります。
個人的には、この二人の関係は「怪物が人間を守る物語」というより、人間と怪物が互いの見落としを補う物語だと考えています。
リンの血と出生の謎
今後も注目したいのが、リンの血と家系です。
アルネがリンに関心を持った理由や、ラインヴァイス家に隠された歴史には、まだ明確になっていない部分があります。
物語では、血は単なる吸血鬼の食事ではありません。
正体、契約、記憶、追跡、家系をつなぐ情報として何度も使われています。
そのため、リンの血に関する謎は、個人的な出生の秘密だけでなく、人間と人外の関係を左右する要素になる可能性があります。
ただし、現段階で結論を断定できる材料は不足しています。
今後の展開では、アルネが何を知っているのか、そしてなぜすべてをリンに話さないのかが重要になるでしょう。
アニメ最終回は「原作完結」ではない
アニメ版はTeil12「ドラキュラ最後の事件」で最終回を迎えました。
ただし、これはアニメシリーズとしての区切りであり、ゲーム版全体の物語が完結したという意味ではありません。
アニメではヴラドとの対決までを12話にまとめ、アルネとリンの関係にひとつの到達点を作っています。
一方、ゲーム版はTeil13まで公開されており、アニメで扱われていないエピソードや関係性も残されています。
したがって、アニメを見終えた方が続きや細かな設定を知りたい場合は、ゲーム版を最初から確認する価値があります。
事件の順番や見せ方にも違いがあるため、単なる「続きの確認」ではなく、同じ謎を別の視点から再体験できるはずです。
アルネの事件簿ネタバレまとめ
『アルネの事件簿』のラインヴァイス家殺人事件では、吸血鬼のゴードンが犯人でした。
ゴードンは鏡に映らない性質によってアリバイがあるように見せていましたが、「鏡越しに見た」という証言の前提を疑うことで正体を見破られます。
Case2のホテルピトス盗難事件では、怪盗赤ずきんがアルネに変身していたことが判明しました。
同じ時間帯のアルネが屋外とホテル内の二か所で目撃されていたことが、変身を見抜く決定的な証拠です。
本作の魅力は、吸血鬼や人狼といった怪異を登場させながら、その能力と弱点を公平な推理材料として提示している点にあります。
派手な怪奇現象の奥には、人物の行動、場所、時刻、証言の意味を丁寧に検証する本格ミステリーが隠れています。
- ラインヴァイス家殺人事件の犯人はゴードン
- ゴードンの正体は吸血鬼
- 鏡に映らない性質が犯人特定の決め手
- 犯人当て企画は1353通中3通が正解
- アルネは吸血鬼探偵
- リンとは探偵と助手以上の強い結び付きがある
- 怪盗赤ずきんはアルネに変身していた
- Case2では約1000通のうち8通が推理過程まで正解
- ゲーム版はTeil13まで公開
- アニメ版は2026年1月6日から3月24日まで全12話を放送
- アニメ制作はSILVER LINK.
- リンの血や出自など、未解決の謎も残されている
『アルネの事件簿』は、犯人を知った後にもう一度見ることで、印象が大きく変わる作品です。
鏡、香り、食べ物、移動経路、何気ない証言まで、真相を知った状態で振り返ると「最初から答えはここにあったのか」と気付かされます。
犯人だけ確認して終わるには、少々もったいない作品です。ぜひ解決編を踏まえて序盤へ戻り、アルネとリンより先に手掛かりを見つけられるか挑戦してみてください。
よくある質問
アルネの事件簿の犯人は誰ですか?
ラインヴァイス家殺人事件の犯人は、執事のゴードンです。
ゴードンは吸血鬼で、鏡に姿が映らない性質を利用して容疑者から外れたように見せていました。
怪盗赤ずきんの正体はアルネですか?
赤ずきん本人がアルネなのではなく、怪盗赤ずきんがアルネの姿に変身していました。
同じ時刻にアルネが二か所で目撃されていたことが、変身を見抜く決め手です。
アルネの事件簿のゲームは完結していますか?
2026年8月時点で、ゲームマガジン公式ページではTeil13まで公開されています。
Teil14以降の公開日や、物語全体の完結時期は公式に明示されていません。
アルネの事件簿のアニメは何話までありますか?
テレビアニメ版は全12話です。
日本テレビでは2026年1月6日に放送を開始し、2026年3月24日のTeil12「ドラキュラ最後の事件」で最終回を迎えました。


