『薬屋のひとりごと』第3期は分割2クールが確定していますが、総話数は未発表です。
2026年8月2日時点では、過去2期の実績から各クール12話前後、合計24話前後になる可能性が最も高いと予想します。
薬屋のひとりごと第3期は全何話?確定情報を整理
結論:第3期の総話数は、まだ公式発表されていません。
公式に決まっているのは、2026年10月から第1クール、2027年4月から第2クールを放送する「分割2クール」であることです。
2025年10月22日、テレビアニメ第1話の放送開始2周年に合わせて、第3期と劇場版の制作が発表されました。第3期は日本テレビ系で放送され、第2期に続いて筆坂明規さんが監督を務めます。
現時点の情報を、確定事項と予想に分けると次のとおりです。
項目 現在の状況
第3期の放送 公式発表済み
放送形態 分割2クール
第1クール 2026年10月開始予定
第2クール 2027年4月開始予定
放送局 日本テレビ系
監督 筆坂明規
総話数 未発表
各クールの話数 未発表
筆者予想 12話+12話の全24話前後
ここで大切なのは、分割2クールは確定情報、全24話は筆者予想だという点です。
「2クール作品だから必ず24話」とは限りません。近年は放送枠や制作スケジュールによって、1クールが11話や13話になる作品もあるため、第3期が全22話、全23話、全25話、全26話になる可能性も残っています。
なお、日本テレビのアニメ放送予定にも『薬屋のひとりごと』は「2026年10月期、2027年4月期放送」と掲載されていますが、具体的な初回放送日や放送時間、話数はまだ示されていません。
猫猫なら「分からないものを勝手に確定させるな」と真顔で言いそうですね。ごもっともです。
第3期を全24話前後と予想する4つの根拠
筆者予想:第3期は各クール12話前後、合計24話前後が本命です。
その理由は、単に「2クールだから」ではありません。過去シリーズの話数、商品構成、制作陣の発言、今回発表された物語の規模を合わせて考えると、24話が最も自然に見えるためです。
根拠1.第1期と第2期がともに全24話だった
第1期は第1話から第24話「壬氏と猫猫」まで放送されました。
第2期は話数をリセットせず、第25話「猫猫と毛毛」から第48話「はじまり」まで放送されています。つまり、第2期も全24話です。
シリーズ 放送話数 合計
第1期 第1話~第24話 全24話
第2期 第25話~第48話 全24話
第3期 未発表 全24話前後と予想
過去2シーズンがそろって24話である以上、第3期だけ大きく話数を変える事情が発表されていない現段階では、同じ形式を第一候補とするのが妥当でしょう。
これまでどおり通算話数が続く場合、第3期は第49話から始まり、全24話なら第72話前後で終了する計算です。
ただし、第3期から「第3期第1話」のように表記をリセットする可能性もあります。第49話開始も現時点では予想であり、確定ではありません。
根拠2.過去のBlu-rayが6話ずつの4巻構成だった
話数を考える材料として見逃せないのが、Blu-rayの商品構成です。
第2期のBlu-rayは、第1巻に第25話から第30話、第2巻に第31話から第36話、第3巻に第37話から第42話、第4巻に第43話から第48話を収録しています。
つまり、1巻6話×全4巻=24話という非常に整った構成です。
第1期のBlu-ray第1巻も第1話から第6話を収録しており、過去シリーズでは6話を一つの商品単位として扱う設計が続いてきました。
もちろん、第3期のBlu-ray情報はまだ発表されていません。
したがって、過去と同じ商品構成になる保証はありませんが、テレビシリーズを24話で制作し、6話ずつ4巻に収める形式がすでに2期分確立されていることは、24話予想を補強する別系統の材料になります。
根拠3.制作陣が24話を「大きな物語」として設計した実績がある
『薬屋のひとりごと』にとって24話は、単に放送枠を二つ並べただけの数字ではありません。
第1期の監督・シリーズ構成を務めた長沼範裕さんは、公式サイトに掲載された第1クール終了時のインタビューで、「親と子」「生と死」というテーマを描き切るため、クールをまたぐ全24話の大きな物語として意識したと説明しています。
同インタビューでは、第1クールが原作小説第1巻、第2クールが第2巻に該当することも明かされました。前半は猫猫の視点、後半は壬氏の立場や周囲の人物まで視野を広げる構成だったと語られています。
小さな事件に見えた出来事が別の事件とつながり、後半で大きな意味を持つのが本作の魅力です。
毒、薬、食事、衣服、虫、植物、身分制度といった情報を積み上げるには、短い話数で一気に駆け抜けるより、前半と後半に役割を分けられる24話構成が向いています。
根拠4.第3期の公式紹介に複数の物語軸がある
第3期の公式発表には、次の要素が示されています。
- 国を襲う災害の予兆
- 人々を惑わす謎の巫女
- 壬氏に課せられる皇弟としての責務
- 後宮から市井へ広がる物語
- 猫猫と壬氏を待つ新たな試練
災害、信仰、政治、猫猫と壬氏の関係という複数の軸を、1クールだけで十分に描くのは簡単ではありません。
第1クールで新しい環境や人物、異変の兆候を提示し、第2クールで災害や巫女をめぐる問題を本格化させる構成なら、過去シリーズと同じ24話に収めやすくなります。
筆者としては、この「前半で違和感を並べ、後半で一つの答えへ収束させる」という設計こそ、『薬屋のひとりごと』が2クールを必要とする最大の理由だと感じます。

全24話以外なら何話になる?各クールの候補
結論:24話が本命ですが、22話から26話程度までは候補として残ります。
分割2クールは、秋から春まで連続して放送する「連続2クール」とは異なります。第1クール終了後に約3か月の空白を挟むため、前半と後半の話数を必ず同じにする必要はありません。
考えられる主な組み合わせは次のとおりです。
第1クール 第2クール 総話数 可能性の見方
11話 11話 全22話 短めだが可能性は残る
11話 12話 全23話 放送日程次第ではあり得る
12話 12話 全24話 過去実績から最有力
12話 13話 全25話 後半を厚くする場合
13話 13話 全26話 物語量が多い場合
筆者が24話を本命とするのは、過去2期がともに24話で、Blu-rayも6話ずつ4巻に分けられていたからです。
一方で、第3期の公式紹介が原作の広い範囲を思わせることを考えると、25話や26話に増やして終盤を厚くする選択も完全には否定できません。
逆に全22話程度だった場合は、日常的な小事件や人物同士の会話を整理し、主要事件に絞ったテンポの速い構成になると考えられます。
『薬屋のひとりごと』は、何気ない会話や画面の隅に置かれた小道具まで伏線になり得る作品です。
個人的には、話数を削って推理の答えだけを並べるより、視聴者が猫猫と一緒に違和感を拾える余白を残してほしいところ。その意味でも、やはり24話前後が作品の持ち味を生かしやすいと考えます。
第3期の原作範囲は何巻まで?第5巻以降だが終了巻は未発表
結論:第3期は原作小説第5巻以降から始まる可能性が高いものの、何巻まで描くかは発表されていません。
以前は第5巻から第6巻までが有力とも考えられましたが、第3期の公式紹介とヒーロー文庫の公式あらすじを照らし合わせると、第8巻に関係する要素まで候補に入れる必要があります。
巻ごとの主な要素は次のとおりです。
原作巻 公式あらすじで確認できる主な要素
第5巻 蝗害への不安、壬氏が皇弟として政務を担う、西都への旅
第6巻 皇弟として自由に恋愛できない壬氏、猫猫との関係の変化
第7巻 猫猫が医官専属の官女となり、新たな環境へ進む
第8巻 砂欧の巫女の毒殺騒ぎ、蝗害の報告、多忙を極める壬氏
原作第5巻の公式あらすじには、子の一族の反乱後、壬氏が宦官ではなく皇弟として政を行うことや、猫猫が蝗害への不安に直面することが記載されています。
第6巻では、皇弟として政治に関わる壬氏には恋愛の自由がないことや、猫猫との関係が大きく変わろうとしていることが中心となります。
第7巻では、猫猫が半ば強制的に官女試験を受け、医官専属の官女として働き始めます。新しい同僚や上司が登場し、物語の環境が再び変わる巻です。
そして第8巻の公式あらすじには、「砂欧の巫女の毒殺騒ぎ」と「蝗害の報告」が明記されています。第3期の公式紹介にある「人々を惑わす謎の巫女」と最も直接的に重なるのは、この第8巻です。
したがって、「第6巻まで進めば巫女の事件が本格化する」と断定することはできません。
公式情報から安全に言えるのは、次の範囲です。
- 第3期は第2期後の物語を描く
- 原作第5巻の災害や皇弟の要素と一致する
- 「巫女」という言葉は第8巻の公式あらすじと強く一致する
- 第3期の終了巻は未発表
- 第5巻から第8巻をすべて映像化するかも未発表
ここで難しいのは、公式紹介に第5巻と第8巻に関係する言葉が並んでいるからといって、24話で第5巻から第8巻までをすべて描くとは限らないことです。
アニメでは、後の事件につながる人物や情報を早めに登場させたり、複数巻にまたがる要素を再配置したりする場合があります。
第1期でも長沼監督は、先の要素を少し盛り込みながら制作していると公式インタビューで説明していました。
そのため、第3期では第5巻から第6巻を主軸にしながら、第7巻や第8巻につながる巫女の存在を先に見せる可能性もあります。
反対に、第5巻から第8巻まで進むのであれば、第1期が原作2巻分を24話で描いた構成と比べ、かなり速いペースになります。
筆者としては、第5巻開始は有力、終了巻は第6巻から第8巻まで幅を持って考えるのが、現時点では最も誠実な答えだと考えます。
巻数を一本に決め打ちするより、どの事件がティザー映像や追加キャストに現れるかを見て更新していく方が確実です。
劇場版で第3期の話数は減る?今後の見通しを考察
結論:劇場版の公開を理由に、第3期の話数が減ると判断できる公式情報はありません。
『劇場版 薬屋のひとりごと 亡妃の秘宝』は、2026年12月11日に公開予定です。
原作者・日向夏さんが手掛ける完全新作オリジナルストーリーで、5年前に亡くなった妃の遺体を故郷へ返すため、猫猫と壬氏が水上都市・未南州へ向かいます。遺体の秘密と隠された財宝が絡み合う、テレビアニメとは別の事件です。
第3期第1クールの放送中に劇場版が公開される形になるため、2026年秋以降の展開は次の順番になります。
1. 2026年10月:第3期第1クール開始予定
2. 2026年12月11日:劇場版『亡妃の秘宝』公開
3. 2027年4月:第3期第2クール開始予定
劇場版は原作本編の続きを映画化する作品ではなく、原作者による完全新作として発表されています。
そのため、「映画を見なければ第3期第2クールを理解できない」「映画があるのでテレビ版を半分に減らす」といった構成になる可能性は、現時点では高くないと考えます。
ただし、テレビアニメと劇場版の具体的な制作ラインや作業分担は公表されていません。
映画とテレビ版が同時期に動くことで、作画スタッフや制作スケジュールにどのような影響があるかは外部から判断できないため、「劇場版があっても絶対に24話」と断言するのも禁物です。
分割2クールは物語上の弱点ではなく武器になり得る
筆者が注目しているのは、第1クールと第2クールの間に生まれる約3か月の空白です。
『薬屋のひとりごと』は、小さな違和感を視聴者の頭に残し、しばらく後に別の意味を与えるのがうまい作品です。
第1クールで災害の兆候、巫女の噂、壬氏の政治的な立場を断片的に見せておけば、休止期間中に視聴者の考察が広がります。
そして第2クール冒頭で、忘れかけていた映像や言葉を猫猫の推理とともに拾い直せば、分割期間そのものをミステリーの「熟成時間」に変えられます。
個人的には、第3期は猫猫が事件の謎を解くだけでなく、壬氏が皇弟として何を選ぶのかを描くシーズンになると考えています。
後宮内では身分を隠して動けた壬氏も、国を揺るがす災害や外交、信仰の問題を前にすれば、皇族としての判断から逃れられません。
猫猫もまた、ただの薬師として距離を取ろうとしても、知識を持つ者として国や人々の命に関わることになります。
第1クールで二人の立場の変化を積み上げ、第2クールで災害と巫女の問題へ結びつけるなら、12話+12話の構成はかなり相性がよいでしょう。
総話数はどこで確認すればよい?
今後、総話数を確定できる可能性が高いのは、次の公式情報です。
- アニメ『薬屋のひとりごと』公式サイトの第3期ニュース
- 第3期の放送日時と各話エピソード一覧
- 日本テレビの番組情報
- 第3期Blu-rayの巻数と収録話
- 公式配信サイトのエピソード表記
特に分かりやすいのはBlu-ray情報です。
過去と同じ「全4巻・各6話収録」と発表されれば、全24話である可能性は極めて高くなります。一方で全3巻や全5巻、巻ごとに異なる収録話数なら、別の構成を考える必要があります。
放送開始前に「全24話」と明記されない場合でも、Blu-ray第1巻の収録範囲や全巻数から総話数を推測できることがあります。
ただし、価格や発売日、商品仕様は変更される場合があるため、発表後も最新情報は公式サイトで確認してください。
まとめ
『薬屋のひとりごと』第3期は、2026年10月と2027年4月に放送される分割2クールです。
一方、総話数と各クールの話数は、2026年8月2日時点で発表されていません。
第1期と第2期がどちらも全24話だったこと、Blu-rayが6話ずつの全4巻で構成されていたこと、制作陣が24話を一つの大きな物語として設計した実績があることから、筆者は第3期も12話+12話の全24話前後になる可能性が最も高いと予想します。
ただし、全22話から全26話程度になる余地は残っており、24話は確定情報ではありません。
原作範囲についても、第5巻から始まる可能性は高いものの、終了巻は未発表です。
第5巻には蝗害と皇弟としての壬氏、第8巻には砂欧の巫女の毒殺騒ぎが登場するため、第3期の公式紹介は第5巻から第8巻にまたがる要素を含んでいます。
だからこそ「第5巻から第6巻まで」と断定せず、今後公開されるPV、キャスト、エピソード紹介から慎重に判断する必要があります。
24話という器に、災害、信仰、政治、そして猫猫と壬氏の変化をどう盛り付けるのか。薬の調合と同じく、少なすぎても多すぎてもいけません。
制作陣がどのような配分で“極上の謎”を煎じてくれるのか、続報を楽しみに待ちましょう。
よくある質問
薬屋のひとりごと第3期は全何話ですか?
総話数はまだ公式発表されていません。
第1期と第2期がともに全24話だったため、第3期も各クール12話前後、合計24話前後になる可能性が高いと予想されます。
薬屋のひとりごと第3期は何クールですか?
分割2クールでの放送が公式発表されています。
第1クールは2026年10月、第2クールは2027年4月から日本テレビ系で放送予定です。
薬屋のひとりごと第3期は原作の何巻までですか?
正式なアニメ化範囲は発表されていません。
第5巻から始まる可能性が高い一方、公式紹介の「謎の巫女」は第8巻の公式あらすじと重なるため、終了巻は第6巻から第8巻まで幅を持って考える必要があります。
執筆:水無月 巡(アニメ愛好フリーライター/第1期・第2期全48話視聴、原作小説第5巻~第8巻の公式あらすじを照合)


