『貸した魔力は【リボ払い】で強制徴収』の原作小説はカクヨムで読め、なろう版は取り下げ済みです。
作者・まさキチ先生は2025年2月1日の活動報告で、小説家になろうからの取り下げと、カクヨムで引き続き読めることを案内しています。この記事では、2026年8月3日に確認した公式情報をもとに、現在の公開先、話数、完結状況、漫画版との違いを整理します。
『貸した魔力は【リボ払い】で強制徴収』の原作小説はどこで読める?
作者が公式に案内している原作小説の公開先は、Web小説サイト「カクヨム」です。
2026年8月3日に確認したカクヨムの作品ページでは、作者名が「まさキチ@リボ払いアニメ化」、作品状態が「連載中」と表示されています。作品ページから第1話を開き、公開されている原作本文を読み進められます。
現在の掲載状況を先にまとめると、次のとおりです。
サービス 掲載されている内容 2026年8月3日時点の状況 確認した公式情報
カクヨム 原作Web小説 連載中・全288話 カクヨム作品ページ
小説家になろう 旧原作Web小説 2025年2月1日に取り下げ 作者の活動報告
pixiv 小説・イラスト投稿 原作公開先としての公式案内を確認できず 作者プロフィール、活動報告、各作品公式ページ
COMICメテオ 漫画版 第1話を公開 きら星ポータル内の作品ページ
COMICアーク・電子書店 漫画版 未公開話・単話・コミックスを配信 漫画版公式作品ページ
原作小説の正式タイトルは、以下のとおりです。
『貸した魔力は【リボ払い】で強制徴収〜パーティー追放された俺は、可愛いサポート妖精と一緒に取り立てた魔力を運用して最強を目指す。限界まで搾り取ってやるから地獄を見やがれ〜』
かなり長いタイトルですが、検索時にすべて入力する必要はありません。
「貸した魔力 リボ払い カクヨム」や「まさキチ リボ払い」と検索すれば、該当する作品ページを見つけやすいでしょう。
ここで大切なのは、文章で原作を読みたいのか、漫画を読みたいのかを先に決めることです。
原作小説はカクヨム、漫画版はCOMICメテオや正規電子書店と覚えておけば、同じような長いタイトルが並ぶ検索結果でも迷いにくくなります。作品を読む前に検索画面で迷宮攻略を始める必要はありません。
小説家になろう版はなぜ読めない?2025年2月1日に取り下げ
小説家になろう版は、作者の判断によって2025年2月1日に取り下げられたため、現在は作品本文を読めません。
まさキチ先生は、2025年2月1日16時42分に「貸した魔力は【リボ払い】で強制徴収の取り下げについて」という活動報告を公開しました。
活動報告では、「諸事情により」小説家になろうから取り下げることになったと説明したうえで、カクヨムでは読めると案内しています。
つまり、なろう版の取り下げは、原作小説そのものが完全に読めなくなったという意味ではありません。
公開場所が小説家になろうからカクヨムへ事実上一本化された、と理解するのが近いでしょう。
一方で、「諸事情」の具体的な内容は公表されていません。
コミカライズ、アニメ化、契約、作品管理などを理由として想像することはできますが、公式に説明されていない以上、どれか一つを取り下げ理由として断定することはできません。
なろう版は打ち切りではなく、完結後に取り下げられた
小説家になろう版については、取り下げより前の2021年9月1日に完結が報告されています。
まさキチ先生は同日12時58分の活動報告で、18時に投稿する回をもって当時の作品が完結すると発表しました。したがって、「更新途中で突然削除された作品」や「未完のまま打ち切られた作品」と単純に整理するのは正確ではありません。
時系列にすると、次のようになります。
- 2021年9月1日:作者が当時の小説家になろう版の完結を報告
- 2022年1月8日:カクヨム版の第1話が公開
- 2025年2月1日:小説家になろう版を取り下げると発表
- 2026年8月3日現在:カクヨム版は全288話・連載中
カクヨム作品ページでは、第1話「パーティー追放宣言」の公開日が2022年1月8日と表示されています。

「2021年に完結したのに、なぜ2026年も連載中なの?」と疑問に思う人もいるでしょう。
これは、2021年の完結報告が当時のなろう版に関する情報であり、現在のカクヨム版では新たな部が追加されているためです。
完結、連載中、取り下げは、それぞれ意味が異なります。
- 完結:その時点で予定していた物語が最後まで公開された状態
- 連載中:現在の掲載サイトで、続編や新たな章を含む作品として公開されている状態
- 取り下げ:作者が特定の投稿サイトから作品を削除した状態
本作の場合は、なろう版が完結した後、カクヨムで物語が拡張され、なろう版だけが取り下げられたという流れです。
サイトをまたいで情報を見ると少し複雑ですが、「原作消滅」ではなく「公開先と作品構成が変化した」と整理すれば、状況がすっきり見えてきます。
カクヨム版は何話まで?全288話・第3部まで公開
カクヨム版は、2026年8月3日の確認時点で全288話・525,019文字です。
カクヨムの公式作品ページに表示されている情報は、次のとおりです。
- 作者:まさキチ@リボ払いアニメ化
- アカウント名:@maskichi13
- ジャンル:異世界ファンタジー
- 掲載状態:連載中
- 話数:全288話
- 文字数:525,019文字
- 最終更新表示:2026年6月21日
確認元は、カクヨムの『貸した魔力は【リボ払い】で強制徴収』作品ページです。 話数、文字数、更新日は今後変わる可能性があるため、読み始める際は最新表示も確認してください。
現在の目次は、3部構成です。
構成 話数
第1部「貸した魔力は【リボ払い】で強制徴収」 122話
第2部「七罪の刻印」 154話
第3部「四人目の刻印者」 12話
合計 288話
カクヨムの目次では、第1部が122話、第2部が154話、第3部が12話と表示されています。合計すると、作品概要に記載された全288話と一致します。
以前のなろう版の完結情報だけを見ていると、第1部で作品全体が終わったように感じるかもしれません。
しかし、現在のカクヨム版では第2部だけでなく、第3部「四人目の刻印者」まで追加されています。 この点が、過去の完結報告と現在の連載中表示を理解するうえで重要です。
52万文字を超えるため、短時間で一気に読み切るというより、章や部ごとに区切って楽しむボリュームです。
第1部だけを読みたい人は第1部の122話まで、現在公開されている物語をすべて追いたい人は第3部まで進む、といった読み分けもできます。
本作では、主人公・レントがユニークギフト《魔蔵庫》を使い、パーティーメンバーへ魔力を貸してきた経緯が序盤から描かれます。
仲間たちはレントの魔力で強力なスキルを使いながら、自分たちだけの実力だと思い込み、成長できないレントを「お荷物」として追放します。
ところが、追放されたレントのギフトは《無限の魔蔵庫》へ進化。サポート妖精・エムピーとともに、貸した魔力を【強制徴収】して成長していく物語が始まります。カクヨムの作品概要でも、この導入が紹介されています。
原作小説と漫画版は何が違う?
原作小説はまさキチ先生が執筆するWeb小説、漫画版は飯島しんごう先生が作画するコミカライズです。
基本設定や主人公は共通していますが、媒体、タイトル、公開先、担当者が異なります。
比較項目 原作小説 漫画版
原作者・著者 まさキチ先生 原作:まさキチ先生
漫画担当 なし 飯島しんごう先生
主な公開先 カクヨム COMICメテオ、COMICアーク、電子書店
表現 文章 漫画
特徴 心理や設定を細かく追いやすい 表情や魔力徴収の演出が視覚的に分かる
漫画版の正式タイトルは、次のとおりです。
『貸した魔力は【リボ払い】で強制徴収~用済みとパーティー追放された俺は、可愛いサポート妖精と一緒に取り立てた魔力を運用して最強を目指す。~』
原作小説版と比べると、漫画版には冒頭付近に「用済みと」という表現が加わり、原作タイトル末尾の「限界まで搾り取ってやるから地獄を見やがれ」が省かれています。
COMICメテオの公式作品ページでは、2023年4月26日更新として第1話が公開され、原作・まさキチ先生、漫画・飯島しんごう先生と記載されています。
同ページでは、COMICアークなどで未公開話が先行配信されていることや、第1巻から第6巻までのコミックス情報も案内されています。
第6巻については、きら星ポータルの単行本ページで2026年9月15日発売予定と掲載されています。
これは2026年8月3日時点では未来の発売情報です。公式ページにも、書店への入荷状況などによって発売日が前後する場合があると記載されているため、購入時には最新情報を確認してください。
原作小説の強みは、レントの怒りや判断だけでなく、魔力をどのように貸し、回収し、運用するのかを文章で追いやすいことです。
本作の面白さは、主人公が追放後に偶然すごい力を手に入れるだけではありません。仲間たちの強さを支えていた資源が、もともとレントから「貸与」されたものだったという因果関係があります。
筆者としては、この仕組みが追放系作品の中でも本作を印象的にしていると考えます。
元仲間の強さが「本人だけの実力ではなかった」と感覚的に示すのではなく、貸し付けた魔力という形で可視化しているからです。
一方、漫画版ではエムピーの表情や、レントが魔力を取り立てる場面の勢いを視覚的に楽しめます。
まず漫画版で登場人物や世界観をつかみ、その後カクヨム版でレントの思考や設定を補完する読み方も相性がよいでしょう。
なお、本作は第10回ネット小説大賞でコミックシナリオ賞を受賞しています。
ネット小説大賞の最終結果ページでは、著者をまさキチ先生、出版社をフレックスコミックスと記載し、「貸した魔力をリボ払いの徴収方法で回収する」という特異な能力が講評で評価されています。
この受賞歴を踏まえると、漫画版へ展開された背景には、タイトルの目新しさだけでなく、魔力の貸与と回収を物語の展開へ組み込みやすい構造もあったと考えられます。
pixivで原作小説は読める?
今回確認した公式情報の範囲では、pixivは原作小説の公開先として案内されていません。
調査対象としたのは、以下の公式情報です。
- まさキチ先生の小説家になろう活動報告
- まさキチ先生の作者プロフィール
- カクヨムの原作作品ページ
- COMICメテオの漫画版作品ページ
- フレックスコミックスの公式情報
なろう版の取り下げを告知した活動報告で、作者が代わりの公開先として明記しているのはカクヨムです。pixivで原作本文を公開しているという案内は、上記の公式情報からは確認できません。
ただし、これはpixiv内に作品名を含む投稿が一切存在しないと証明するものではありません。
pixivには小説、イラスト、感想、ファン作品など、さまざまな投稿があります。作品名で検索した結果に何らかの投稿が表示されても、それがまさキチ先生による原作本文とは限りません。
原作を探す際は、次の点を確認すると安心です。
- 掲載サイトがカクヨムになっているか
- 作者名が「まさキチ」になっているか
- 原作小説版の正式タイトルが表示されているか
- 漫画の試し読みやファン作品ではないか
- 作者の活動報告から案内されている公開先か
検索順位が高いことと、作者が認めた原作公開先であることは別問題です。
まさキチ先生による文章版を読みたい場合は、作者本人が案内しているカクヨムを選ぶのが確実です。
最新の掲載状況を確認する方法は?
原作の最新話数や更新日はカクヨム、なろう版の取り下げ経緯は作者の活動報告、漫画版の刊行情報はCOMICメテオ系の公式ページで確認できます。
本作のように複数の投稿サイトや媒体で展開されている作品は、一つのページだけを見ると状況を誤解しやすくなります。
確認する情報に応じて、参照先を分けるのがポイントです。
- 原作小説の話数・文字数・更新日:カクヨム作品ページ
- なろう版の取り下げ理由:2025年2月1日の作者活動報告
- 旧なろう版の完結時期:2021年9月1日の作者活動報告
- 漫画版の担当者・公開話:COMICメテオ作品ページ
- コミックスの発売予定:きら星ポータルの単行本ページ
- 受賞歴:ネット小説大賞の公式結果ページ
筆者が特に重要だと感じたのは、同じ作品でも、掲載サイトごとに異なる時間軸を持っているという点です。
なろう版は2021年に完結し、2025年に取り下げられました。一方、カクヨム版は2022年に第1話が公開され、その後、第2部と第3部が追加されています。
このため、「完結済み」という古い情報も、「連載中」という現在の情報も、それぞれ確認対象が違えば間違いではありません。
検索記事やSNSで一方の情報だけを見た場合は、どのサイトについて、いつ確認された情報なのかまで見る必要があります。
Web小説は、新話の追加だけでなく、既存話の修正、部構成の変更、タイトルの変更、公開状態の変更が行われることがあります。
全288話、525,019文字、2026年6月21日更新という数字は、2026年8月3日にカクヨム作品ページで確認した情報です。将来も同じとは限らないため、最新話を追う人はカクヨムの表示を基準にしてください。
まとめ
『貸した魔力は【リボ払い】で強制徴収』の原作小説は、2026年8月3日時点でカクヨムに掲載されています。
カクヨム版は連載中で、全288話・525,019文字・2026年6月21日更新と表示されています。目次は第1部122話、第2部154話、第3部12話の合計288話です。
小説家になろう版は、2021年9月1日に一度完結が報告された後、2025年2月1日に「諸事情」を理由として取り下げられました。
作者自身がカクヨムで読めると案内しているため、なろう版が見つからなくても原作そのものが失われたわけではありません。
漫画版は、まさキチ先生を原作者、飯島しんごう先生を漫画担当としてCOMICメテオなどで展開されています。
原作小説を文章で読みたい人はカクヨム、作画や表情、魔力徴収の演出を楽しみたい人はCOMICメテオや正規電子書店を確認しましょう。
よくある質問
カクヨム版の原作小説は無料で読める?
2026年8月3日時点では、カクヨムの作品ページから第1話を開き、公開話を読み進められます。
公開範囲やサービスの利用条件は変更される可能性があるため、閲覧時にはカクヨムの最新表示を確認してください。
原作小説は完結している?
小説家になろう版は2021年9月1日に完結が報告されていますが、現在のカクヨム版は「連載中」です。
カクヨム版には第2部「七罪の刻印」と第3部「四人目の刻印者」が追加されているため、旧なろう版の完結情報と現在の掲載状態を分けて考える必要があります。
原作小説の紙書籍や電子書籍版はある?
今回確認した公式情報では、原作小説の案内先はカクヨムで、単行本として掲載されているのは飯島しんごう先生による漫画版です。
文章版の書籍化については、本記事の確認範囲だけで「存在しない」とまでは断定できません。購入を検討する際は、作者や出版社の最新情報を確認してください。
執筆:水無月 巡(アニメ愛好フリーライター)

