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FX戦士くるみちゃんの作者は誰?原作者・炭酸だいすきの実体験説を調査

為替チャートの前で漫画制作に向き合う原作者と作画担当を描いたイメージ 未分類

『FX戦士くるみちゃん』は、原作・でむにゃんさん、作画・炭酸だいすきさんによる漫画です。作品そのものが作者の実話というわけではありませんが、でむにゃんさんは2016年に英ポンド/円の取引で強制ロスカットを経験し、貯金を失った後、その「負のエネルギー」を作品制作へ向けたと明かしています。

つまり、「くるみ=作者本人」ではないものの、作者自身のFXでの大きな失敗が『FX戦士くるみちゃん』誕生の直接的な背景になっているのです。

FX戦士くるみちゃんの作者は誰?原作と作画の違いは?

結論から整理すると、『FX戦士くるみちゃん』は1人の漫画家がすべてを手がけている作品ではありません。

原作をでむにゃんさん、商業版の作画を炭酸だいすきさんが担当しています。

現在の基本情報は次の通りです。

  • 原作:でむにゃん
  • 作画:炭酸だいすき
  • 出版:KADOKAWA
  • レーベル:MFコミックス フラッパーシリーズ
  • 商業版連載開始:2021年
  • コミックス:2026年9月18日に第10巻発売
  • TVアニメ:2026年10月1日より放送開始
  • アニメーション制作:パッショーネ

ここは検索すると少し混乱しやすいポイントです。

「作者=炭酸だいすきさん」とだけ覚えている人もいるかもしれませんが、物語の原点を作った人物はでむにゃんさんです。

もともと『FX戦士くるみちゃん』は、でむにゃんさんがWebで発表していた作品から始まりました。

その後、商業連載へ移行する際に炭酸だいすきさんが作画担当として加わり、現在広く知られている漫画版へと発展していきます。

したがって、「FX戦士くるみちゃんの作者は誰?」という質問に最も正確に答えるなら、原作のでむにゃんさんと、作画の炭酸だいすきさんによる作品という表現になります。

そして、この2人体制は単なる分業以上に、本作の個性そのものを作っていると僕は感じています。

『FX戦士くるみちゃん』の中で描かれるのは、含み損、強制ロスカット、損失への恐怖、取り返したい焦りといった、決して軽くない題材です。

それなのに、画面にいるキャラクターたちはかわいらしく、表情豊か。

生々しい相場心理と、親しみやすい絵柄のギャップ。

ここに『FX戦士くるみちゃん』ならではの中毒性があります。

原作のでむにゃんさんがFXで揺れる人間心理を物語に落とし込み、炭酸だいすきさんが、その感情を一目で伝わる漫画表現へ変換する。

この組み合わせを知っておくと、作品の「かわいいのに妙に怖い」という魅力がかなり理解しやすくなります。


FX戦士くるみちゃんは作者の実体験?2016年の強制ロスカットとは?

『FX戦士くるみちゃん』のストーリーそのものが、でむにゃんさんの実人生をそのまま漫画化したものではありません。

ただし、作品誕生のきっかけには、原作者自身の非常に具体的なFXでの失敗経験があります。

ここが「作者の実体験が元ネタなの?」という疑問を考えるうえで、最も重要なポイントです。

でむにゃんさんは2021年のインタビューで、2016年に英ポンド/円で大きな取引を行った当時の経験について語っています。

背景にあったのは、2016年の英国のEU離脱、いわゆるブレグジットをめぐって大きく動いた英ポンドです。

でむにゃんさんは、急落後の英ポンド/円で大きな勝負に出ました。

およそ128円付近で全力の買いポジションを取りましたが、その後、相場は124円台まで下落。

結果として強制ロスカットとなり、貯金を失ったと明かしています。

損失が膨らむ最中には、友人からお金を借りて追加資金を入れることまで頭をよぎったものの、実際にはそこまでせず取引を終えたとしています。

そして、その経験によって積み上がった強烈な「負のエネルギー」を向けた先が、漫画『FX戦士くるみちゃん』でした。

これはかなり重要な証言です。

単に、

「作者もFX経験者らしい」

というレベルではありません。

大きなポジションを持つ→予想と逆方向へ相場が動く→損失が拡大する→追加資金を考える→強制ロスカットされる→貯金を失う

という、作品内でも繰り返し描かれるような心理の流れを、原作者自身が現実の取引で経験していたわけです。

※画像はAIによるイメージ

しかも、『FX戦士くるみちゃん』が生まれた時期も、この損失経験と近接しています。

でむにゃんさん自身が後に振り返っているように、2016年10月にFXで大きな損失を出した後、その感情を創作へ向ける形で『FX戦士くるみちゃん』を描き始めました。

ここまでくると、「実体験説」を完全な勘違いとして片付けるのも違います。

正確には、

主人公・福賀くるみの人生=作者の実話ではない。

しかし、

作品が生まれた背景=作者自身のFXでの大きな損失経験と強く結びついている。

この2つを分けて考える必要があります。

この違いこそ、本記事で一番押さえておきたいところです。

「実話をそのまま漫画化した作品」ではなく、実際に大きな損失を経験した人物が、そのとき感じた焦りや後悔、欲望を材料にフィクションを作った作品と考えると分かりやすいでしょう。

料理人の体験を題材にした料理漫画で、主人公の人生まですべて作者と同じとは限りません。

しかし、厨房で失敗したときの焦り、注文が重なったときの緊張感、料理が完成した瞬間の安堵には、経験者だからこそ書ける温度があります。

『FX戦士くるみちゃん』における相場心理も、それに近いものなのだと思います。


原作者・でむにゃんの投資歴は?18年の収支がプラスになるまで

でむにゃんさんの投資経験は、2016年の英ポンド/円だけではありません。

2026年9月8日に明らかになった長期の投資歴を見ると、約18年にわたって株式投資やFXと向き合ってきた人物であることが分かります。

大きな流れを整理すると、次のようになります。

  • 2008年に株式投資を開始
  • 2014年に株の信用取引を開始
  • 同時期からFXにも参入
  • 2016年に英ポンド/円で大勝負
  • 強制ロスカットで貯金を失う経験
  • ランド円でも大きな損失
  • 国内FXでも損失
  • 海外FXでも損失
  • 2023年ごろに生涯収支が大きく沈む
  • その後、収支が回復
  • 2026年9月8日に18年間の生涯収支がプラスへ転換

こうして並べると、『FX戦士くるみちゃん』のリアルさの出どころが、かなり見えやすくなります。

でむにゃんさんは、FXについて資料を調べただけの原作者ではありません。

自分のお金を相場に投じ、大きく負け、そこから長い年月にわたって取引を経験してきた人物です。

ただし、ここで注意したいことがあります。

2026年に最終的な生涯収支がプラスへ転じたからといって、「FXは長く続ければ勝てる」という話ではありません。

むしろ筆者として印象に残るのは、その結果に到達するまでに約18年という時間がかかっていることです。

途中には何度も大きな損失があります。

そして一度は貯金を失うほどの強制ロスカットまで経験している。

この経緯を見ると、むしろ短期間で簡単に利益を得続けることの難しさが浮かび上がります。

ここが、作品との面白い対比でもあります。

主人公・福賀くるみがFXを始める大きな目的は、亡き母・梢がFXで失った2000万円を取り戻すことです。

つまり物語の出発点から、「失ったお金を取り戻したい」という強烈な感情があります。

この「取り返したい」という気持ちは、投資やFXを扱う作品において極めて重要な心理です。

普通なら、大きく負ければやめればいい。

外から見ている人はそう思います。

しかし実際には、損をすると、

「ここでやめたら負けが確定する」

「少し戻れば助かる」

「次の取引で取り返せる」

「さっきまで勝っていたのだから、もう一度いける」

と考えてしまう。

『FX戦士くるみちゃん』は、この思考の移り変わりをかなり細かく描きます。

僕は、でむにゃんさんの実体験が作品に最も強く表れているのは、特定のチャートや取引を再現した部分ではなく、損失を抱えた人間が頭の中で始める「言い訳」のリアルさではないかと感じています。

2016年の本人の経験でも、損失が膨らむ中で追加資金を入れることが頭をよぎっています。

この事実を知ったうえで作品を読むと、損失を確定できず、何とか状況を変えようともがく登場人物たちの心理が、単なる想像だけで組み立てられていないことが見えてきます。


炭酸だいすきの実体験が元ネタ?作者情報の混同に注意

「FX戦士くるみちゃん 実体験」と調べていると、もう一つ混乱しやすいのが炭酸だいすきさんの存在です。

結論から言えば、2016年の英ポンド/円での大損や、長年にわたる株・FXの投資歴として具体的に語られているのは、原作者のでむにゃんさんです。

炭酸だいすきさんについて、同様のFX大損経験が作品の元になったと断定できる情報は確認されていません。

そのため、

「炭酸だいすきさんがFXで大損して、その実体験を漫画にした」

と説明してしまうのは正確ではありません。

整理すると、

でむにゃんさん=物語の原作担当。FXで大きな損失を経験し、その負の感情が作品誕生につながった。

炭酸だいすきさん=商業版の作画担当。でむにゃんさんの物語を、現在の漫画版のビジュアルとして表現している。

という関係です。

では、炭酸だいすきさんの役割は単に原作を絵にするだけなのでしょうか。

僕はむしろ逆だと思っています。

本作の怖さを増幅している最大の要素の一つが、炭酸だいすきさんのかわいらしい作画だからです。

FXで数十万円、数百万円単位のお金が動く。

含み損が増える。

チャートを見つめる。

まだ戻るかもしれないと祈る。

そして強制ロスカットが近づく。

起きていることだけを書けば、かなり重い金融ドラマです。

ところが、そこにいるのはかわいらしい女子大学生たち。

表情も豊かで、日常パートには柔らかさがあります。

だから読者は警戒を解いてしまう。

その直後に相場が崩れる。

この落差が強烈なんです。

※画像はAIによるイメージ

もし最初から重厚な劇画調だったなら、読者も「危険な金融漫画」と身構えて読むでしょう。

しかし『FX戦士くるみちゃん』は、タイトルもキャラクターも一見すると柔らかい。

そのビジュアルと、実際に起きる出来事の重さが衝突するからこそ、損失シーンが強く記憶に残ります。

僕はこの点で、でむにゃんさんと炭酸だいすきさんの役割は非常に相性がいいと感じます。

実際の相場経験から生まれた生々しい感情を、かわいい漫画表現で包む。

この一見矛盾した組み合わせが、『FX戦士くるみちゃん』を普通の金融解説漫画とは違う作品にしているのでしょう。


なぜFX戦士くるみちゃんは実体験のようにリアルなのか?

僕は、『FX戦士くるみちゃん』のリアリティはFXの専門知識そのものより、人が判断を崩していく順番にあると考えています。

これは2016年のでむにゃんさん自身の経験を知ると、さらに分かりやすくなります。

英ポンド/円で大きな勝負をする。

相場が逆に動く。

損失が膨らむ。

追加資金を考える。

それでも状況は改善せず、強制ロスカットになる。

こうして文章にすれば単純な流れです。

でも当事者の頭の中では、一つひとつの段階で判断があります。

「ここから戻るかもしれない」

「今決済するのはもったいない」

「資金を追加すれば耐えられる」

「ここで終わりたくない」

『FX戦士くるみちゃん』が怖いのは、その数字と数字の間にある感情を描いているところです。

特に印象的なのが、失敗だけではなく「成功」も危険な入口として描かれている点でしょう。

最初から負け続ければ、人は早い段階で逃げやすいかもしれません。

しかし、一度大きく勝つ。

自分の予想通りに相場が動く。

すると、

「自分には才能があるのでは?」

「相場が読めるようになった」

という自信が生まれる。

次は少し大きな金額を入れる。

そこで負ける。

すると今度は、「最初に勝った自分」を取り戻すために、さらに取引をしたくなる。

この循環が非常に恐ろしい。

作中の山師芽吹にも、成功体験から自信を膨らませ、自分の判断で取引を続けていく姿が描かれます。

資金を失い始めても、「負けたからやめる」とは簡単にならない。

むしろ失ったお金を取り戻したいから、さらに相場から離れにくくなる。

ここに本作の鋭さがあります。

単純に「FXは怖い」と言うだけなら、数ページでも説明できます。

しかし『FX戦士くるみちゃん』は、

なぜ怖いと分かっている人間が、それでも取引を続けてしまうのか。

そこまで踏み込みます。

僕は、これこそ作者の経験が最も作品へ生きている部分だと思います。

2016年のでむにゃんさんは、強制ロスカットによって大きな損失を経験しました。

その感情を外へ向けるのではなく、漫画という形に変換した。

そう考えると『FX戦士くるみちゃん』は、単にFXを題材にした作品ではなく、損失を経験した人間が、そのとき自分の中で起きた感情を物語へ再構成した作品とも読めます。

だから、くるみ本人がでむにゃんさんの分身である必要はありません。

実際の出来事を一対一で再現する必要もありません。

創作にとって重要なのは、事実そのものよりも、そのとき感じた恐怖や欲望が本物であることがあります。

でむにゃんさんが2026年のアニメ化に際して、『FX戦士くるみちゃん』を自身の「負のエネルギー」から生まれたFXの物語という趣旨で改めて表現したことも、この作品の出発点をよく示しています。

作品そのものはフィクション。

でも、そのフィクションを生み出した感情には、現実の大きな損失経験がある。

「実話ではない。でも感情の根っこには実体験がある」

これが、『FX戦士くるみちゃん』と作者の関係を最も分かりやすく表す言葉ではないでしょうか。


アニメ化で作者の実体験はどう見える?2026年10月から放送

『FX戦士くるみちゃん』は、2026年10月1日からTVアニメの放送がスタートしました。

2026年10月3日現在、まさにアニメ版が動き出したばかりです。

主要キャストは、

  • 福賀くるみ:鈴木愛奈
  • 小金萌智子:瀬戸麻沙美
  • 山師芽吹:伊藤彩沙
  • 高根やす子:岡咲美保

となっています。

監督は小川優樹さん、シリーズ構成・脚本は猪原健太さん、キャラクターデザインは植田和幸さん。

アニメーション制作はパッショーネが担当しています。

そして作者・実体験というこの記事のテーマで特に注目したいのが、FX監修としてFXVTuberのリオンさんが参加していることです。

原作者自身に長年の相場経験がありますが、アニメではさらにFX監修を置いて映像化しています。

僕はここに、原作者の体験談だけに頼らず、FXを扱うアニメとして表現を組み立てようとする姿勢を感じます。

ただ、アニメ化で最も面白いのは情報量が増えることではありません。

漫画に「時間」が加わることです。

チャートを見る。

価格が止まる。

キャラクターが黙る。

次の瞬間、数字が動く。

声が震える。

漫画ではページをめくる速度を読者自身が決められますが、アニメでは「結果が出るまで待たされる時間」そのものが演出になります。

FXは、数字が動くまで何もできない時間が心理を揺さぶります。

その意味で、でむにゃんさんが実際の相場で味わってきた焦りや恐怖を、「間」「声」「音」で表現できるのがアニメ版とも言えるでしょう。

とはいえ、この記事のテーマで最も重要なのは、アニメスタッフを覚えることではありません。

アニメをきっかけに作品を知った人が、

「この異様にリアルな損失描写はどこから来たんだ?」

と感じたとき、その答えの一端が2016年のでむにゃんさんの経験にあることです。

2021年の商業化、2026年9月18日のコミックス第10巻発売、そして2026年10月1日のTVアニメ放送開始。

今では大きく広がった『FX戦士くるみちゃん』ですが、その原点をたどっていくと、一人の原作者がFXで大きな損失を経験し、その感情を漫画へぶつけたことに行き着きます。

Web発の作品が商業漫画となり、さらにアニメになる。

その始まりが「成功体験」ではなく「大損した悔しさ」だったという背景は、この作品らしさを象徴しているように思います。


考察|作者の実体験が生きているのは「勝ち方」より人間の弱さ

ここからは筆者としての考察です。

『FX戦士くるみちゃん』について調べていて、僕が一番面白いと感じたのは、原作者の経験が「どうすればFXで勝てるのか」ではなく、「なぜ人は負けているのにやめられないのか」を描く力になっていることです。

投資作品というと、数字や専門知識の正確さに注目しがちです。

もちろん、それも大切でしょう。

でも、人間ドラマとして強い作品になるために必要なのは、専門用語を大量に並べることではありません。

その世界にいる人が、

何を期待するのか。

どこで怖くなるのか。

どうやって自分を納得させるのか。

どの瞬間に冷静さを失うのか。

そこまで描けることです。

2016年のでむにゃんさんの経験は、まさにその視点とつながっています。

予想と逆方向に動いた英ポンド/円。

膨らむ損失。

追加資金の誘惑。

強制ロスカット。

そして失われた貯金。

この経験をした人物が描くからこそ、「損切りすれば終わるのに、なぜ切れないのか」という場面に説得力が生まれているのではないでしょうか。

さらに興味深いのが、2026年9月に明らかになった約18年間の投資歴です。

2008年から相場に関わり、途中で大きな損失を重ねながら、2026年になって生涯収支がプラスへ転じた。

この18年間という長さと、作中人物たちが「今すぐ取り返したい」と焦る姿を並べると、かなり対照的です。

くるみが追いかけるのは、母が失った2000万円。

大きなお金だからこそ、早く取り返したくなる。

損をすれば、その損も取り返したくなる。

しかし、作者本人の現実の投資歴を見れば、相場はそんなに短い時間で都合よく答えを返してくれるものではなかったことが分かります。

僕はこの対比が、『FX戦士くるみちゃん』を読み解くうえでかなり面白い視点だと思います。

そして、そこに炭酸だいすきさんの絵が加わります。

人は「数字」だけを見せられても、なかなか恐怖を共有できません。

100万円の含み損。

200万円の損失。

文字だけなら、どこか他人事に見えることもあります。

でも、キャラクターの顔から笑顔が消える。

手が止まる。

目線がチャートに固定される。

表情が崩れる。

その瞬間、数字が感情へ変わる。

でむにゃんさんが経験から持ち込んだ相場心理を、炭酸だいすきさんが表情として可視化する。

この組み合わせこそ、本作の最大の強みの一つでしょう。

だから『FX戦士くるみちゃん』の「実体験説」を調べるとき、「どのエピソードが作者の実話なのか」だけを探すのは少しもったいないと思います。

もっと面白いのは、

作者が現実で経験した感情が、どのようにフィクションへ変換されているのかを見ること。

そこに注目すると、作品が一段深く見えてきます。


まとめ|FX戦士くるみちゃん作者と実体験説の答え

『FX戦士くるみちゃん』は、原作・でむにゃんさん、作画・炭酸だいすきさんによる作品です。

もともとの物語を生み出したのはでむにゃんさんで、商業版では炭酸だいすきさんが作画を担当しています。

そして「作者の実体験なのか?」という疑問については、作品全体をそのまま実話と考えるのは正確ではありません。

主人公・福賀くるみの人生が、でむにゃんさん本人の人生を再現したものだと確認されているわけではないからです。

一方で、作品誕生の背景に作者自身のFXでの大損経験があることは明確です。

でむにゃんさんは2016年、ブレグジット後の英ポンド/円で大きな買いポジションを取りました。

ところが相場は逆方向へ進み、強制ロスカット。

貯金を失い、そのときに積み上がった「負のエネルギー」を創作へ向け、『FX戦士くるみちゃん』を描き始めています。

さらに2008年から約18年にわたって株やFXを経験し、ランド円、国内FX、海外FXなどで損失を重ねながら、2026年9月8日に生涯収支がプラスへ転じたことも明らかになりました。

つまり本作は、

作者の人生をそのまま描いた実録漫画ではない。

しかし、

実際にFXで大きな損失を経験した作者の感情から生まれたフィクションである。

この整理が最もしっくりきます。

そして僕は、作者の実体験が最も強く表れているのは、FXの勝ち方ではなく「負けた人間の心理」だと感じています。

戻ってほしい。

まだ切りたくない。

取り返したい。

もう少しだけ耐えたい。

一度勝ったのだから次も勝てるかもしれない。

そうした感情が、本作では嫌になるほど自然につながっていきます。

そこへ炭酸だいすきさんのかわいらしい作画が組み合わさることで、数字だけだった損失がキャラクターの表情を通して恐怖へ変わる。

2026年10月にはTVアニメも始まりました。

作者の背景を知ったうえで改めて作品を見ると、『FX戦士くるみちゃん』のリアルさは単なる金融知識の細かさではなく、実際に相場で痛い経験をした人だからこそ描ける「心の揺れ」から来ていることが、より鮮明に見えてくるのではないでしょうか。


よくある質問

FX戦士くるみちゃんの作者は誰ですか?

原作はでむにゃんさん、商業版の作画は炭酸だいすきさんです。

物語の原点はでむにゃんさんがWebで発表した作品にあり、商業化後は炭酸だいすきさんが作画を担当しています。

FX戦士くるみちゃんは作者の実話ですか?

作品全体が作者の人生をそのまま描いた実話だと確認されているわけではありません。

ただし原作者のでむにゃんさんは2016年に英ポンド/円で大きな勝負をして強制ロスカットとなり、貯金を失っています。その「負のエネルギー」が作品制作のきっかけになったと本人が語っています。

炭酸だいすきさんもFXで大損した経験があるのですか?

でむにゃんさんと同じようなFXでの大きな損失経験が作品の元になったと、炭酸だいすきさんについて断定できる情報は確認されていません。

具体的な英ポンド/円での強制ロスカットや長期の投資歴が明らかになっているのは原作者のでむにゃんさんで、炭酸だいすきさんは商業版の作画を担当しています。

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