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薬屋のひとりごと第3期は漫画の何巻から何巻まで?続きの読み方も解説

薬屋のひとりごと第2期の続きとなる漫画20巻85話と原作小説5巻を比較する場面 ニュース・情報

『薬屋のひとりごと』第2期の続きを漫画で読むなら、サンデーGX版20巻85話「趙迂」からが作品照合上の目安です。

第3期の原作範囲は公式未発表ですが、過去の映像化ペースから小説5~6巻が中心になると筆者は予想します。

薬屋のひとりごと第2期の続きは漫画20巻85話から?

アニメ第2期の続きをサンデーGX版の漫画で読む場合は、第20巻に収録された第85話「趙迂」からが、本編上の重複をできるだけ抑えられる目安です。

ただし、アニメ公式が「続きは漫画20巻85話」と認定しているわけではありません。アニメ第48話と漫画版の内容を照合した、この記事独自の判断です。

まずは情報の確度を、3段階に分けて整理します。

区分 現時点で分かっていること
公式確定 第3期は2026年10月から分割2クールで放送予定
作品照合による目安 第2期の続きを漫画で読むならサンデーGX版20巻85話から
筆者予想 第3期は原作小説5~6巻を中心に描く可能性が高い

第20巻の最初から読む方法も間違いではありません。

第20巻の序盤にはアニメ第2期終盤と重なる内容が含まれますが、漫画ならではの表情や台詞の間、楼蘭が残したものを受け止める猫猫たちの余韻を確認できます。

「アニメで見た場面はなるべく飛ばしたい」という方は第85話から、「第2期の結末を別の表現でも味わいたい」という方は第20巻の最初から読むのがおすすめです。

ここで大切なのは、第3期が漫画20巻85話を原作にして始まるわけではないという点です。

アニメ『薬屋のひとりごと』は、日向夏さんによる原作小説を基に制作されています。漫画版は、アニメの続きに相当する物語を視覚的に読みたいときの選択肢です。

そのため、正確な表現は「第3期は漫画20巻85話から」ではなく、「第2期の続きをサンデーGX版で読むなら20巻85話からが目安」となります。

薬と毒を取り違えれば猫猫に冷たい目で見られますが、原作とコミカライズの区別を取り違えても、検索結果ではなかなかの劇薬になります。ここはきっちり分けておきましょう。


なぜ第20巻85話「趙迂」が続きの目安になる?

アニメ第2期の最終回は、第48話「はじまり」です。

公式あらすじでは、子の一族の鎮圧が終わった夜明けに、砦から運び出された子どもたちと眠る猫猫のもとへ壬氏が訪れます。二人は互いの傷を気遣いながら、楼蘭が命を懸けて守り、託したものについて考え始めます。

つまり第48話は、子の一族をめぐる大事件の決着だけでなく、そこで生じた傷や喪失を整理するエピローグとして構成されていました。

一方、サンデーGX版では、第84話「年明け」が事件後の時間を描く区切りとなり、その次の第85話「趙迂」から新しい生活と問題が動き始めます。サンデーうぇぶりでも、第84話「年明け」と第85話「趙迂」が連続する話数として確認できます。

整理すると、境界は次のようになります。

  • 第84話まで:アニメ第2期終盤と大きく重なる範囲
  • 第85話「趙迂」から:第2期終了後の物語を追いやすい範囲
  • 単行本で購入する場合:サンデーGX版第20巻から
  • 余韻も読み直したい場合:第20巻の冒頭から

小学館による第20巻の紹介でも、禁軍による猫猫の救出、子昌の討伐、楼蘭から語られる子の一族の過去、猫猫へ託されたものが主な内容として示されています。第20巻が「第2期の決着」と「次の物語への入口」の両方を含む巻だと分かります。

第85話から注目したい人物が、楼蘭によって助け出された子どもの一人である趙迂です。

趙迂との生活は、一見すると大事件後の穏やかな日常に見えます。しかし、子の一族が残した知識や資料が、やがて農作物を脅かす異変へつながっていきます。

続く第21巻では、花街へ戻った猫猫が、国を滅ぼしかねない蝗害を防ぐ手掛かりを得るため、子の一族の砦にあった図録を探す展開が本格化します。

蝗害とは、バッタ類が大量発生し、群れで農作物を食い荒らす災害です。

単に「虫が増えて困る」という規模ではありません。食料不足や物価上昇、治安悪化にもつながるため、国の存続を揺るがす問題になり得ます。

第85話は、国規模の危機が突然始まる回ではなく、後に重大な意味を持つ情報が静かに置かれ始める回です。

『薬屋のひとりごと』は、派手な予言で危機を知らせる作品ではありません。虫の動き、古い本、土地の記憶といった小さな違和感を並べ、猫猫がそこから未来の危険を読み取ります。

この「小さな症状から大きな病を見抜く」という構造こそ、第3期につながる物語の重要な入口です。

※画像はAIによるイメージ

薬屋のひとりごと第3期の原作範囲は小説5~6巻?

第3期の原作巻数は、2026年8月2日時点で公式発表されていません。

小説5~6巻という範囲は、過去2シーズンの映像化ペースと、第3期について公表された題材を照らし合わせた筆者予想です。

第3期と劇場版の公式発表を時系列で確認

『薬屋のひとりごと』の続編情報は、段階的に発表されました。

  • 2025年7月4日:第48話「はじまり」の放送後に、アニメ続編の制作決定を発表
  • 2025年10月22日:TVアニメ第3期と劇場版の制作、放送時期、主要スタッフを発表
  • 2026年7月3日:劇場版タイトルと公開日、物語の概要を発表

2025年10月22日の公式発表によると、第3期は日本テレビ系で分割2クール放送となり、第1クールは2026年10月、第2クールは2027年4月から開始予定です。

題材として「国を襲う災害の予兆」「人々を惑わす謎の巫女」「壬氏に課せられる皇弟としての責務」が示され、舞台も後宮から市井へ移ると発表されました。監督は第2期に続き、筆坂明規さんが務めます。

この公式キーワードが、原作小説第5巻以降の展開と強く重なっています。

ヒーロー文庫による第5巻の紹介では、子の一族の反乱後、玉葉妃が正室となり、壬氏が宦官ではなく皇弟として政務に関わることが明記されています。

さらに猫猫は、毒菓子事件、蝗害への不安、紙の村の所有権問題に巻き込まれ、西都へ向かうことになります。

公式が示した「災害の予兆」と「皇弟としての責務」が、第5巻の内容と明確に重なるわけです。

第6巻では、猫猫と壬氏の関係が立場の問題を含めて大きく動くほか、花嫁の事件、画家の食中毒、湖上に現れる仙女など、複数の謎が描かれます。

公式発表の「謎の巫女」が第6巻のどの人物や事件に対応するかは断定できません。ただし、災害、仙女や巫女を思わせる存在、壬氏の立場という要素を合わせると、5~6巻を中心とする構成はかなり自然です。

過去2シーズンの映像化ペースも根拠になる

これまでの大まかな対応は、次の通りです。

アニメ 主な原作小説の範囲 放送規模
第1期 第1~2巻 全24話
第2期 第3~4巻 全24話
第3期 第5~6巻と筆者予想 分割2クール

単純に「1クールで小説1巻」と計算しているわけではありません。

アニメ版は、原作の章をそのまま均等に割るのではなく、複数の事件がつながって見えるように順序や情報の出し方を調整しています。

第1期では、倉庫のぼや、官僚の食中毒、祭具にまつわる事件が別々に始まりながら、後半で一つの大きな企みへ収束する構成が強調されました。第15話から第20話にかけて、猫猫が複数の異変のつながりを発見する流れが段階的に描かれています。

第2期でも、子の一族をめぐる物語を一気に説明するのではなく、子翠の行動、猫猫の失踪、壬氏率いる禁軍、楼蘭の決断を複数話に分けて並行させました。第47話で子の一族の秘密を明かし、第48話で事件後の余韻まで描いています。

この実績から考えると、第3期も小説5巻と6巻を機械的に順番通り映像化するのではなく、蝗害の兆候、謎の巫女、壬氏の公務、猫猫との関係を並行して見せる可能性があります。

したがって、現時点で安全に言えるのは次の範囲です。

  • 公式確定:2026年10月と2027年4月からの分割2クール
  • 公式確定:災害の予兆、謎の巫女、皇弟としての壬氏が描かれる
  • 筆者予想:原作小説5巻から始まる可能性が高い
  • 筆者予想:2クール全体で小説6巻まで扱う可能性がある
  • 未発表:第3期が漫画版の何巻相当まで進むか

「過去も2巻ずつだったから、今回も必ず2巻」と断定することはできません。

ただ、公式が発表した題材と原作5~6巻の内容が重なり、放送規模も過去と同程度であることから、現時点では最も筋の通った予想だと考えています。


第3期の続きは漫画と小説のどちらで読むべき?

どの媒体を選ぶべきかは、どこまで先を知りたいか、何を重視するかで変わります。

読みたい内容 向いている媒体 開始位置の目安
第2期直後を絵で読みたい サンデーGX版 20巻85話
第3期の全体像を早く知りたい 原作小説 5巻
表情や人物関係をじっくり味わいたい ビッグガンガン版 進行地点を確認して選ぶ

サンデーGX版は第2期の続きを追いやすい

小学館のサンデーGX版『薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~』は、原作を日向夏さん、作画を倉田三ノ路さん、キャラクター原案をしのとうこさんが担当しています。

事件の因果関係や、猫猫がどの情報から推理を組み立てたのかを追いやすい構成が特徴です。

第85話以降では、趙迂との生活、子の一族が残した資料、蝗害の兆候が少しずつ結びついていきます。

漫画は前のページへすぐ戻れるため、「この虫の話はどこで出てきた?」「図録を必要としている理由は?」と確認しながら読むのに向いています。

ビッグガンガン版は人物の感情を味わいやすい

スクウェア・エニックスのビッグガンガン版『薬屋のひとりごと』は、作画をねこクラゲさん、構成を七緒一綺さん、キャラクター原案をしのとうこさんが担当しています。

人物の表情、衣装、猫猫と壬氏の距離感を印象的に見せる場面が多く、感情の変化を絵でじっくり味わいたい方に向いています。

ただし、2種類の漫画版は刊行ペースと到達地点が異なります。

第3期で描かれる可能性がある内容を先まで読み進めたい場合は、現時点ではサンデーGX版か原作小説のほうが選びやすいでしょう。

これはどちらが優れているという話ではありません。

推理の流れを先へ追いたいならサンデーGX版、人物の表情や華やかな画面を楽しみたいならビッグガンガン版と、目的に応じて選べます。

同じ薬草でも煎じ方が違えば香りが変わるように、同じ原作でもコミカライズごとに味わいが変わります。両方そろえると財布だけが苦い顔をする点には、ご注意ください。

原作小説は第3期の全体像をつかみやすい

アニメ第3期の内容をまとまった形で先取りしたいなら、原作小説第5巻から読む方法が最も分かりやすいでしょう。

小説では、猫猫が表情や言葉には出さない判断、壬氏が皇族として飲み込まなければならない感情が、文章として詳しく描かれます。

第5巻からは、毒や病気を調べるだけでなく、作物、土地、政治、外交といった問題が複雑に絡み始めます。

アニメでは視線や声優の演技に置き換えられる内面を、直接確かめられるのが原作小説の強みです。

※画像はAIによるイメージ

第3期では何が重要になる?水無月巡の考察と見通し

ここからは、公式発表と原作の流れを踏まえた筆者の考察です。

私が第3期で最も重要だと考えているのは、物語の舞台が広がること以上に、猫猫が診察する対象そのものが変化することです。

第1期の猫猫は、後宮という閉ざされた場所で、妃や宮女の体に起きた異変を調べる薬師でした。

第2期では、一つの病や毒だけでなく、子の一族という巨大な組織と、宮廷の内部に長く残っていた歪みを突き止めます。

第3期では、虫の増加、農作物、土地の記録、人々の噂を材料にして、国全体に迫る危機を見抜く役割へ変わっていくと考えられます。

言い換えれば、猫猫は人の体だけでなく、国そのものを診察するようになるのです。

この変化は、主人公が突然万能な英雄になることを意味しません。

猫猫の武器は、第1期から変わらず観察と知識です。目立つことを嫌い、面倒事には関わりたくないと思いながらも、異変の正体に気づけば放置できません。

大きな災害を、派手な能力で一撃解決するのではなく、小さな虫や古い資料から予測する。この地味さこそが、『薬屋のひとりごと』ならではの迫力です。

壬氏の役割も、第3期では大きく変わります。

これまでは後宮を管理する美しい宦官として振る舞っていましたが、今後は皇弟として、猫猫が見つけた危険に政治的な判断を下さなければなりません。

猫猫は知識によって危機を見つけ、壬氏は地位と権限によって対策を実行する。

二人の能力がかみ合えば多くの人を救えますが、皇族と市井の人間という立場の差は、同時に二人を遠ざける原因にもなります。

個人的には、第3期の中心は「猫猫と壬氏の恋が進むか」だけではないと考えています。

異なる立場の二人が、同じ危機を前にしてどこまで協力できるのか。

この問いが、災害、政治、身分差、恋愛を一つにつなぐ軸になるのではないでしょうか。

また、TVアニメ第3期の第1クールと第2クールの間には、劇場版の公開が予定されています。

『劇場版 薬屋のひとりごと 亡妃の秘宝』は、2026年12月11日公開予定です。原作者の日向夏さんがストーリー原案を担当する完全新作で、長沼範裕さんが監督を務めます。

劇場版では、5年前に亡くなった妃の遺体を故郷へ返すため、猫猫と壬氏が南の水上都市・未南州へ向かいます。妃の遺体に隠された謎、水賊、財宝、謎の少年・沐清が物語の鍵になると発表されています。

劇場版は原作小説5巻と6巻を直接映像化する作品ではなく、完全新作です。

そのため、第3期を先取りする目的で原作を読む場合は、まず小説5巻、続いて6巻という順番で問題ありません。

TV第1クール、劇場版、TV第2クールと展開が続くため、「どれから履修すればいいのですか」と小蘭のように元気よく質問したくなりますが、原作を読む順番まで迷宮入りする必要はなさそうです。

参照した主な一次情報

本記事では、情報の確度を確認するため、以下の公式情報を中心に照合しています。

  • アニメ『薬屋のひとりごと』公式サイトの第3期・劇場版発表
  • アニメ第48話「はじまり」の公式あらすじ
  • サンデーうぇぶりの第84話「年明け」と第85話「趙迂」
  • 小学館によるサンデーGX版第20巻・第21巻の書籍紹介
  • ヒーロー文庫による原作小説第5巻・第6巻の書籍紹介

漫画20巻85話という開始位置は公式指定ではなく、これらの物語内容を照合して示した目安です。

また、小説5~6巻という第3期の範囲も公式情報ではないため、放送開始後の構成によって変わる可能性があります。


まとめ

『薬屋のひとりごと』第2期の続きを漫画で読むなら、サンデーGX版第20巻の第85話「趙迂」からが作品照合上の目安です。

第20巻の序盤には第2期終盤と重なる内容があるため、本編上の重複をできるだけ抑えたい方は第85話から、楼蘭や子の一族の余韻を読み直したい方は第20巻の最初から読むとよいでしょう。

第3期は2026年10月から第1クール、2027年4月から第2クールが放送予定です。

公式から原作巻数は発表されていませんが、過去2シーズンの映像化ペースと、「災害の予兆」「謎の巫女」「皇弟としての壬氏」という発表内容から、原作小説5~6巻が中心になる可能性が高いと筆者は予想します。

漫画で第2期直後を読みたいならサンデーGX版20巻、アニメ第3期の全体像を早めに知りたいなら原作小説5巻からがおすすめです。


よくある質問

薬屋のひとりごと第2期の続きは漫画の何巻からですか?

サンデーGX版第20巻からが目安です。

第20巻の序盤にはアニメ第2期と重なる内容が含まれるため、重複をできるだけ抑えたい場合は第85話「趙迂」から読みましょう。

薬屋のひとりごと第3期は原作小説の何巻からですか?

公式発表はありませんが、原作小説第5巻から始まる可能性が高いと筆者は予想しています。

第5巻には、蝗害への不安や皇弟として政務を担う壬氏など、第3期の公式発表と重なる要素があります。

薬屋のひとりごと第3期は漫画の何巻まで描かれますか?

2026年8月2日時点では未発表です。

アニメは原作小説を基に構成されるため、漫画版の巻数とは完全に一致しません。正確な終了位置は、第3期の放送内容が明らかになってから判断する必要があります。

執筆:水無月 巡(アニメ愛好フリーライター)

毎クールのアニメ作品を継続的に視聴し、『薬屋のひとりごと』はTVアニメ第1期・第2期、原作小説、2種類の漫画版を横断して構成や演出の違いを研究。公式発表と各媒体の内容を照合し、初めて作品に触れる方にも分かりやすく解説しています。

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