『朱色の仮面』の作者は、原作のDr.Poroさんと漫画の那波なばなさんの2人です。X (formerly Twitter)+1
出版社は少年画報社、連載誌は『ヤングキングアワーズ』。2026年8月3日時点の最新刊は第9巻で、シリーズ累計発行部数の具体的な公式発表は確認できません。
『朱色の仮面』の作者は誰?原作と漫画の担当を整理
『朱色の仮面』は、原作・Dr.Poroさん、漫画・那波なばなさんによって制作されている漫画です。
電子書店や単行本の商品ページでは「那波なばな/Dr.Poro」と漫画担当者が先に表示されることがありますが、少年画報社や作者公式Xで示されている担当は次の通りです。小倉書院+2X (formerly Twitter)+2
項目 内容
作品名 朱色の仮面
原作 Dr.Poro
漫画・作画 那波なばな
出版社 少年画報社
連載誌 ヤングキングアワーズ
連載開始 2021年4月号
連載開始号の発売日 2021年2月27日
最新刊 第9巻
第9巻発売日 2026年7月6日
関連書籍 『朱色の仮面 side.B』全1巻
累計発行部数 具体的な公式発表は確認できず
情報確認日 2026年8月3日
ここで大切なのは、「作者はどちらか一人」と考えないことです。
物語や設定を担当する原作者と、漫画として画面に落とし込む漫画家が別々にクレジットされているため、『朱色の仮面』の作者を紹介する場合はDr.Poroさんと那波なばなさんの両名を挙げるのが正確です。
原作担当のDr.Poroとは?
Dr.Poroさんは、『朱色の仮面』の原作を担当しています。
Dr.Poroさんの公式Xには、『ヤングキングアワーズ』で『朱色の仮面』の原作を担当していることと、アカウントを担当編集者が管理していることが明記されています。X (formerly Twitter)
原作担当といっても、公開されているクレジットだけでは、プロット、せりふ、設定資料、ネームなどのどこまでを単独で担当しているかは判断できません。
したがって、「全てのストーリーやせりふを一人で書いている」と断定するのではなく、物語と世界設定の基盤を担う原作者と理解するのが妥当です。
Dr.Poroさんは、少年画報社から『蝉は胎児に寄生する』も刊行しています。
同作は、人に寄生する蝉によって避けられない死を背負う人々を描いた作品です。少年画報社の紹介でも「生」「死」「怒り」が作品の軸として示されています。小倉書院
『朱色の仮面』でも、仮面は便利な魔法道具ではありません。
身につけた者へ力を与える一方で、理性を奪い、取り返しのつかない結果を引き起こすことがあります。TVアニメ公式サイトでは、主人公ペルが武神の仮面に操られ、仲間と師匠を手にかけてしまった過去が物語の出発点として紹介されています。朱色の仮面【TVアニメ】
この2作品の公式紹介を比べると、Dr.Poroさんは「強大な力」そのものよりも、逃れられない状況に置かれた人間が何を選ぶのかを物語の中心に据える作家だと考えられます。
これはあくまで公開されている作品内容からの筆者の分析ですが、『朱色の仮面』が単純な能力バトルだけで終わらない理由の一つでしょう。
漫画担当の那波なばなとは?
那波なばなさんは、『朱色の仮面』の漫画・作画を担当しています。
公式Xのプロフィールにも同作の作画担当であることが記され、担当編集者もアカウントを管理していると案内されています。アニメ公式から公開された作者紹介でも「マンガの作画担当」と明記されました。X (formerly Twitter)+1
漫画担当は一般的に、キャラクターの表情、背景、アクション、コマ割りなどを通じて、原作の物語を読者が体験できる画面へ変換します。
ただし、『朱色の仮面』でキャラクターデザインや演出をどのように決めているのか、Dr.Poroさんとの打ち合わせをどの段階で行っているのかは公開されていません。
そのため、本作の制作工程については「那波なばなさんが漫画を担当している」という公式情報を超えて推測しないよう注意が必要です。
一方で、作品の構造を見ると、那波なばなさんの漫画表現に求められる情報量が非常に多いことは分かります。
『朱色の仮面』には、武神の仮面、蜘蛛の仮面、炎龍の仮面、煙の仮面など、異なる性質を持つ仮面が登場します。アニメ公式サイトでも複数の仮面が列挙され、それぞれが着用者へ力と災いをもたらす存在として紹介されています。朱色の仮面【TVアニメ】
つまり、読者が戦況を理解するには、仮面の形、能力、着用者の感情、能力が周囲へ及ぼす影響を画面から読み取れなければなりません。
設定だけなら文章で説明できますが、漫画では一瞬の視線や構図でも伝える必要があります。原作の複雑な能力設定を、漫画として迷わず読める形に整えることも、那波なばなさんの重要な役割だと考えられます。

『朱色の仮面』の出版社・連載誌・連載開始日は?
『朱色の仮面』の出版社は株式会社少年画報社、連載誌は月刊漫画誌の『ヤングキングアワーズ』です。
少年画報社の『アワーズ』2021年4月号の公式ページには、那波なばなさんとDr.Poroさんによる新連載として『朱色の仮面』が巻頭カラーで始まったことが記録されています。小倉書院
同号の発売日は2021年2月27日です。
「2021年4月号」という名称から、2021年4月に連載が始まったと思われやすいのですが、漫画雑誌は表記されている号数より前に発売されることがあります。
したがって、連載開始時期を正確に書くと、2021年2月27日発売の『アワーズ』2021年4月号から連載開始となります。小倉書院
第1話では、能力を付与する仮面を作れる旅の仮面商人ペルが、陰鬱な雰囲気の街で謎の少女ソナと出会います。
少年画報社は連載開始時から、本作を「仮面バトルファンタジー」と紹介していました。第1巻の公式あらすじでも、仮面が意志を持ち、災いをもたらす存在であることが強調されています。小倉書院+1
単行本第1巻は、連載開始から約半年後となる2021年8月30日に発売されました。
第1巻のISBNは978-4-7859-6982-0、本体価格は690円です。価格や電子版の販売条件は書店によって異なる場合があるため、購入時には最新情報を確認してください。小倉書院
なお、『朱色の仮面』は集英社の『週刊少年ジャンプ』『ジャンプSQ.』『少年ジャンプ+』に掲載されているジャンプ作品ではありません。
出版社名に「少年」が含まれているため少し紛らわしいものの、少年画報社と集英社は別の出版社です。掲載媒体を確認するときは、作品の雰囲気ではなく、単行本の書誌情報に記載された出版社と連載誌を見るのが確実です。
確認元:少年画報社「アワーズ 2021年4月号」「朱色の仮面 第1巻」。2026年8月3日確認。
原作と作画の組み合わせは作品の魅力にどう作用している?
『朱色の仮面』の特徴は、能力を与える仮面を「格好いい武器」として描くだけでなく、使用者の人生を変えてしまう危険な存在として扱っている点です。
公式紹介によると、主人公ペルは武神の仮面に理性を奪われ、仲間と師匠を殺めてしまいます。その後、世界中に散らばった師匠の仮面を壊す旅へ出ます。朱色の仮面【TVアニメ】
つまり、本作の主人公は「強くなって敵を倒すため」に旅を始めるのではありません。
自分の過去と向き合い、同じ悲劇を繰り返さないために、力の象徴である仮面を回収していきます。この目的があることで、バトルの勝敗だけでなく、「その力を使ってよいのか」という判断まで物語になります。
公式の各巻紹介を追うと、物語の舞台も段階的に広がっています。
第1巻では、ペルとソナの出会いや、仮面が引き起こす身近な災いが中心です。第5巻では東の国ボタンへ向かい、武神の仮面をかぶった少年リュウを救おうとする展開へ進みます。小倉書院+1
さらに第8巻では、仮面屋の始祖ユルバンや、仮面が保管されている迷宮が登場。個人が所有する危険な仮面を回収する旅から、仮面の歴史や管理組織に関わる物語へスケールアップしています。小倉書院
この変化から見えるのは、Dr.Poroさんが「主人公の罪」という個人的な出発点を保ちながら、仮面を生み出した歴史や、それを利用しようとする社会へ物語を広げていることです。
一方、漫画を担当する那波なばなさんには、新しい国、組織、異形の敵、能力の異なる仮面を、読者が混乱しないよう視覚的に整理する役割が求められます。
原作が世界を横へ広げ、漫画が読者の視線を前へ進める。『朱色の仮面』は、この2つの働きがかみ合って初めて成立する作品だと私は感じます。
『朱色の仮面 side.B』が本編理解を深める理由
本編とは別に刊行されている『朱色の仮面 side.B』も、原作・Dr.Poroさん、漫画・那波なばなさんによる作品です。
『side.B』はモクの幼少期を描いた公式スピンオフで、2023年12月26日に全1巻として発売されました。ISBNは978-4-7859-7574-6、本体価格は750円です。小倉書院
物語の舞台は、オアシスが枯れ、マフィアが支配する町。
下働きをしながら暮らすモクは、妹のために生きる少年タキと出会い、三大仮面屋・ダルマが作った3枚の煙の仮面を巡る争いへ巻き込まれます。小倉書院
『side.B』の重要な点は、モクを単に「煙の能力を使う仲間」として補足するのではなく、彼が何を失い、どのような環境で生き方を選んだのかを描いていることです。
本編では、ペルの罪と贖罪が物語の中心にあります。一方の『side.B』では、モクの過去を通して、仮面の被害を受けた側にも、それぞれ異なる選択と傷があることが示されます。
この構成によって、仮面は主人公だけを苦しめる特別な呪いではなく、世界各地の人間関係や暮らしを変えてきた存在だと分かります。
筆者としては、『side.B』は「モクの人気に応えるおまけ」というより、『朱色の仮面』の世界を別の被害者の視点から見直す外伝と捉えると、本編とのつながりが見えやすいと考えています。
なお、『side.B』は本編第10巻や第5.5巻ではありません。
少年画報社が「全1巻」の公式スピンオフとして独立した書誌を設けているため、本編の巻数とは分けて数えるのが正確です。小倉書院
『朱色の仮面』は何巻まで?最新刊と発行部数を確認
『朱色の仮面』の本編は、2026年7月6日に発売された第9巻が最新刊です。
第9巻の本体価格は810円、ISBNは978-4-7859-8227-0。ユルバン仮面が保管された迷宮で、ペルや秤聯隊のメンバーが異形や守護者と対峙する展開が紹介されています。小倉書院
作者情報を調べている読者に必要な刊行状況を簡潔に整理すると、次の通りです。
- 本編:第1巻から第9巻
- 最新刊:第9巻
- 最新刊発売日:2026年7月6日
- スピンオフ:『朱色の仮面 side.B』全1巻
- 単行本の刊行点数:本編9冊とスピンオフ1冊
第8巻は2025年7月7日、第9巻は2026年7月6日に発売されており、この2冊の間は約1年空いています。小倉書院+1
ただし、過去の発売間隔だけから第10巻の発売日を予測することはできません。
連載の進行状況、単行本に収録する話数、制作スケジュールなどによって発売時期は変わるため、次巻については少年画報社や『ヤングキングアワーズ』の正式発表を待つ必要があります。
シリーズ累計発行部数は公表されている?
2026年8月3日時点で、『朱色の仮面』のシリーズ累計発行部数を示す具体的な数字は、確認した公式情報では見つかりませんでした。
今回確認したのは、少年画報社の連載開始号、第1巻、第8巻、第9巻、『side.B』の各書誌ページ、TVアニメ公式サイト、アニメーション制作を担当する100studioの発表です。
これらには作者、出版社、掲載誌、発売日、ISBN、アニメ放送情報などが掲載されていますが、「シリーズ累計○万部」といった部数の記載は確認できません。朱色の仮面【TVアニメ】+5小倉書院+5小倉書院+5
したがって、現段階で書ける正確な答えは、累計発行部数の具体的な数字は公式未公表、または少なくとも一般公開された公式ページでは確認できないというものです。
ここでは、似ている言葉を混同しないことも重要です。
- 刊行巻数:単行本が何巻まで発売されたか
- 発行部数:出版社が紙版や電子版などを何部発行したか
- 実売部数:読者が実際に購入した冊数
- 閲覧数:漫画サービスや試し読みで読まれた回数
本編が第9巻まで刊行されていることは公式書誌で確認できますが、「9巻」という数字から累計発行部数を計算することはできません。
電子書店のランキング、レビュー件数、SNSの投稿数も人気を知る参考にはなりますが、正確な発行部数の代わりにはなりません。数字が公開されていない以上、推測値を事実のように掲載しないことが大切です。
筆者の考察|アニメ化で作者2人の役割がさらに注目される
ここからは、公式情報を踏まえた筆者の考察です。
『朱色の仮面』は、2026年10月から読売テレビ・日本テレビ系全国ネットの土曜夕方5時30分枠で放送開始予定です。一部地域を除き、分割2クールでの放送が発表されています。朱色の仮面【TVアニメ】+1
アニメーション制作を担当する100studioが放送枠と分割2クールを発表したのは、2026年3月30日です。アニメ公式サイトのコミックス欄にも、那波なばなさんとDr.Poroさん、少年画報社『ヤングキングアワーズ』連載中という情報が明記されています。デジタルアニメーションスタジオ【100studio-ワンダブルオースタジオ-】+1
アニメ化によって作品を初めて知った人は、「原作者は誰なのか」「那波なばなとDr.Poroのどちらが作者なのか」と迷う可能性があります。
特にアニメ作品では、監督、シリーズ構成、キャラクターデザインなど、多数のスタッフ名が表示されます。その中で原作漫画の作者を正しく理解するには、名前の掲載順ではなく、原作と漫画の役割表記を確認することが重要です。
筆者が特に注目したいのは、原作者と漫画家の両名がTVアニメ版のストーリー監修にも名を連ねている点です。
アニメ関連の公式発表では、原作がDr.Poroさん、漫画が那波なばなさんであることに加え、ストーリー監修を両名が担当すると案内されています。X (formerly Twitter)+1
これは、漫画の筋書きだけを映像へ移すのではなく、人物の解釈や世界観の見せ方についても、原作側の意図が共有される体制であることを示していると考えられます。
もちろん、「監修」というクレジットだけで具体的な作業内容までは分かりません。
それでも、物語を設計したDr.Poroさんだけでなく、漫画として人物や仮面の存在感を築いてきた那波なばなさんもストーリー監修に参加する点は、『朱色の仮面』らしさを映像へ引き継ぐうえで意味のある情報です。
また、アニメ放送によって原作コミックスへの注目が高まれば、新刊や販促企画に合わせて累計発行部数が公表される可能性もあります。
ただし、これは今後の展開に関する筆者の見通しであり、2026年8月3日時点の部数が判明しているという意味ではありません。
新しい数字が発表された場合は、出版社や作品公式サイトが示す「紙と電子の合計なのか」「シリーズ関連書籍を含むのか」といった集計条件まで確認する必要があります。
作者情報についても同様です。
インタビューなどで制作工程が明かされれば、Dr.Poroさんと那波なばなさんが、プロット、ネーム、キャラクター設定、仮面のデザインをどのように分担しているのかが、より具体的に見えてくるでしょう。
現時点では、公開されている役割を正確に伝え、明らかになっていない部分を想像で埋めないこと。それが『朱色の仮面』の作者情報を扱ううえで、最も信頼できる姿勢だと私は考えています。
まとめ
『朱色の仮面』は、原作・Dr.Poroさん、漫画・那波なばなさんによる作品です。
出版社は少年画報社、連載媒体は『ヤングキングアワーズ』。2021年2月27日発売の2021年4月号で連載が始まりました。小倉書院
本編コミックスは2026年7月6日発売の第9巻まで刊行されています。
本編とは別に、モクの幼少期を描いた公式スピンオフ『朱色の仮面 side.B』全1巻がありますが、本編第10巻ではありません。小倉書院+1
累計発行部数については、2026年8月3日時点で確認した公式情報に具体的な数字は掲載されていません。
『朱色の仮面』の作者を正しく知るポイントは、書店の商品ページに表示される名前の順番ではなく、「原作」「漫画」という公式クレジットを見ることです。
物語と設定を組み立てるDr.Poroさん、複雑な仮面の能力と登場人物の感情を漫画として届ける那波なばなさん。2人の役割が重なることで、力を得る高揚感と、その力を使う怖さを同時に描く『朱色の仮面』の世界が成立しています。
よくある質問
『朱色の仮面』の作者は誰ですか?
原作はDr.Poroさん、漫画・作画は那波なばなさんです。
作者公式Xとアニメ関連の公式発表でも、それぞれの役割が明記されています。X (formerly Twitter)+2X (formerly Twitter)+2
『朱色の仮面』の出版社と連載誌はどこですか?
出版社は少年画報社、連載誌は『ヤングキングアワーズ』です。
2021年2月27日発売の2021年4月号から連載されています。小倉書院
『朱色の仮面』は何巻まで発売されていますか?
本編は2026年7月6日発売の第9巻までです。
ほかに『朱色の仮面 side.B』全1巻がありますが、本編とは別の公式スピンオフです。小倉書院+1
『朱色の仮面』の累計発行部数は何部ですか?
2026年8月3日時点で確認できる公式情報では、具体的なシリーズ累計発行部数は公表されていません。
レビュー数、ランキング、刊行巻数だけから正確な部数を推測することはできません。
執筆:水無月 巡(アニメ愛好フリーライター)


