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『対ありでした。』キャラ一覧|主要人物の特徴と関係をわかりやすく紹介

黒美女子学院で深月綾・夜絵美緒・犬井夕・一ノ瀬珠樹がアーケードコントローラーを囲み格闘ゲームを楽しむ場面 未分類

『対ありでした。』の中心は深月綾・夜絵美緒・犬井夕・一ノ瀬珠樹の4人で、アニメ公式では主要10人のキャストが公開されています。

2026年9月11日時点では原作コミックスが11巻まで発売済み。この記事ではアニメ公式10人を「CV/立場/主な関係/使用キャラ」で一覧化し、原作11巻までで重要になる人物も別枠で整理します。

TVアニメ『対ありでした。~お嬢さまは格闘ゲームなんてしない~』は2026年7月7日に放送開始。深月綾役の長谷川育美さん、夜絵美緒役の市ノ瀬加那さんを中心に、学院の仲間からプロゲーマー、実況者まで格ゲーを取り巻く人物が登場します。

原作の先の展開へ触れる箇所は分けて紹介します。アニメから見始めた人は、まず最初の一覧とメイン4人を押さえれば、人物関係をかなり追いやすくなります。

  1. 『対ありでした。』キャラ一覧|主要人物・声優・関係は?
  2. 深月綾・夜絵美緒・犬井夕・一ノ瀬珠樹とは?
    1. 深月綾|格ゲー熱を取り戻していく主人公
    2. 夜絵美緒|白百合さまの正体は勝負に貪欲な格ゲーマー
    3. 綾と美緒の関係|友達であり、最も戦いたいライバル
    4. 犬井夕|みんなで遊ぶ楽しさを担うムードメーカー
    5. 一ノ瀬珠樹|厳しい階長なのに本人も隠れゲーマー
  3. 藤宮亜里沙・一ノ瀬花・プロゲーマー陣はどんなキャラ?
    1. 藤宮亜里沙|小学生ながら高い実力を持つプレイヤー
    2. 一ノ瀬花|珠樹が追いかける姉であり実力者
    3. gekido|綾が挑むプロゲーマー
    4. 禍腐餌悪霊|美緒と激突するプロゲーマー
    5. 星識|チーム「拳」と格闘ゲーム部をつなぐ人物
    6. フランベルジュ|大会の熱量を言葉に変える実況者
  4. 原作11巻までで覚えたい追加キャラは?
    1. 藤宮森乃|亜里沙を「強さ以外」から見る姉
    2. 亜野屋理子|秘密の格ゲーから「部活動」へ進む鍵
    3. 魔ヶ森さたん|格ゲーを「見る・発信する」世界へ広げる存在
    4. かそく|11巻で綾の競争心を刺激するプロゲーマー
  5. 『対ありでした。』キャラの関係と魅力は?原作11巻まで追うとどう変わる?
  6. よくある質問
    1. 『対ありでした。』の主人公は誰ですか?
    2. 『対ありでした。』のメイン4人と声優は誰ですか?
    3. 『対ありでした。』の原作は何巻まで発売されていますか?

『対ありでした。』キャラ一覧|主要人物・声優・関係は?

『対ありでした。』で最初に覚えたいのは、主人公の深月綾・夜絵美緒と、その仲間になる犬井夕・一ノ瀬珠樹の4人です。

アニメ公式サイトでは、この4人に藤宮亜里沙、一ノ瀬花、gekido、禍腐餌悪霊、星識、フランベルジュを加えた計10人が、キャスト付きの主要キャラクターとして紹介されています。

キャラクター CV 立場・特徴 主な関係 アニメ版の主な使用キャラ
深月綾 長谷川育美 主人公。一般家庭出身の格ゲー経験者 美緒・夕・珠樹 キャミィ
夜絵美緒 市ノ瀬加那 「白百合さま」と呼ばれる極度の格ゲーマー 綾・亜里沙 リュウ
犬井夕 千本木彩花 寮務委員会所属の明るい格ゲーマー 綾・美緒・珠樹 ケン
一ノ瀬珠樹 下地紫野 寮務委員会4階階長。隠れゲーマー 夕・花・綾たち ジュリ
藤宮亜里沙 長縄まりあ 小学生ながら高い実力を持つプレイヤー 美緒・藤宮森乃 ガイル
一ノ瀬花 花守ゆみり 珠樹の姉。格ゲーに通じる実力者 珠樹 A.K.I.
gekido 檜山修之 ゲーミングチーム「拳」の有名プロゲーマー 綾・禍腐餌悪霊・星識 ―
禍腐餌悪霊 阿座上洋平 gekidoを強く意識するプロゲーマー gekido・美緒 ―
星識 八代拓 チーム「拳」の若手メンバー gekido・格闘ゲーム部 ―
フランベルジュ アール 格ゲー大会を盛り上げる実況者 大会参加者たち ―

メイン4人の『ストリートファイター6』での使用キャラクターは、2025年9月22日に公式発表されました。綾=キャミィ、美緒=リュウ、夕=ケン、珠樹=ジュリという組み合わせです。

この一覧で注目してほしいのは、単純な「主人公・仲間・敵」という分け方では人物像を捉え切れないところ。

『対ありでした。』では、格ゲーをもう一度好きになる人、ひたすら勝負を求める人、誰かと遊ぶ時間を楽しむ人、負けた悔しさを練習へ変える人というように、ゲームとの付き合い方そのものがキャラクター性になっています。

原作1~11巻とアニメ版の人物配置を追っていくと、この違いがそのまま人間関係を動かしているのが分かります。格ゲーは背景に置かれた小道具ではなく、登場人物の性格を映す「鏡」に近い存在なんです。


深月綾・夜絵美緒・犬井夕・一ノ瀬珠樹とは?

メイン4人を一言で整理すると、綾は格ゲーへ戻る人、美緒は戦いを求める人、夕は楽しさを共有する人、珠樹は敗北を努力へ変える人です。

この4人のゲーム観の違いを覚えておくと、『対ありでした。』のキャラクター関係が驚くほど分かりやすくなります。

深月綾|格ゲー熱を取り戻していく主人公

深月綾は、お嬢さまに憧れて名門・黒美女子学院へ入学した少女。CVは長谷川育美さんです。

一般家庭出身で、周囲のお嬢さまたちの話題についていけないこともありますが、実は小学生の頃から格闘ゲームに親しんできた経験者です。

アニメ公式の人物紹介でも、一度格ゲーから離れた時期がありながら、アーケードコントローラーを使い込んだことで「アケコンだこ」ができるほど熱中していたことが示されています。

ここは重要で、綾は「何も知らない初心者主人公」ではありません。

いったん格ゲーから距離を置いた経験を持ち、美緒との出会いによって再び火がついていく。つまり、立ち位置としては復帰勢に近い主人公なんです。

だから格ゲー経験者から見ると、「昔あれだけ遊んだのに離れてしまった」「でも強い相手を見たら、また触りたくなった」という感覚を重ねやすい。

一方で作品そのものが初見の読者・視聴者にとっては、綾と一緒に美緒たちの濃すぎる格ゲー世界へ足を踏み入れられます。

この「経験者なのに案内役にもなれる」という絶妙なポジションが、主人公としてかなり機能していると僕は感じます。

アニメ版で使う『ストリートファイター6』のキャラクターはキャミィです。

夜絵美緒|白百合さまの正体は勝負に貪欲な格ゲーマー

夜絵美緒は、美しい容姿と気品ある振る舞いから学院内で「白百合さま」と呼ばれる少女。CVは市ノ瀬加那さんです。

ところが、誰もいない教室で綾が目撃した美緒の姿は、優雅なお嬢さまそのものとはかなり違います。

実態は極度の格ゲーマー。

アニメ公式では、純粋に戦うことが好きで、貪欲に勝ちを狙っていくプレイヤーとして紹介されています。

黒美女子学院ではゲームが禁止されているため、本来なら格ゲー好きであること自体を隠さなければなりません。それなのに、綾が経験者だと分かれば対戦したくて仕方がない。

「秘密を守りたい」より「この人と戦いたい」が勝ってしまう。

この勝負への衝動こそ、美緒というキャラクターの芯でしょう。

アニメ版の使用キャラはリュウです。

もちろん、使用キャラクターの選択だけで美緒の人物像を断定することはできません。

ただ筆者としては、真正面から相手との勝負を求め続ける美緒と、王道の格闘家という印象が強いリュウの組み合わせには、キャラクターイメージとしてかなり納得感があります。

綾と美緒の関係|友達であり、最も戦いたいライバル

綾と美緒は、秘密を共有する仲間から、友人でありライバルでもある関係へ変わっていきます。

原作2巻の公式紹介でも、格ゲーマーである秘密を共有した2人が「ライバル、そして友」という関係になったことが示されています。

美緒は、止まっていた綾の格ゲー熱を再び動かした人物。

そして綾は、美緒が遠慮なく本気をぶつけられる対戦相手になっていきます。

ここが普通の友情物語と少し違います。

仲良くなるほど争わなくなるのではなく、仲良くなるほど本気で倒したくなる。

対戦が関係を壊す行為ではなく、むしろ相手を理解する方法になっているんですね。

※画像はAIによるイメージ

犬井夕|みんなで遊ぶ楽しさを担うムードメーカー

犬井夕は高等部寮務委員会に所属する少女。CVは千本木彩花さんです。

明るく楽しいことが好きなムードメーカーで、小学生の頃から格闘ゲームに親しんできた人物でもあります。

原作2巻では、綾と美緒が寮内でゲームをする場所を探すなか、夕と一ノ瀬珠樹が関わることで4人の関係が本格的に動き出します。

アニメ版の使用キャラクターはケン。

夕を理解するうえで特に大切なのは、彼女が格ゲーの「勝敗以外の楽しさ」も自然に体現しているところです。

美緒は勝負へ一直線。

珠樹は負けることを強く悔しがる。

綾には一度ゲームから離れていた時間がある。

その中で夕が加わることで、「誰かと同じゲームを囲んで笑う」という格ゲーのもう一つの魅力が強くなります。

対戦ゲームは勝ち負けが出る遊びですが、勝敗だけが価値ではありません。そのバランスをキャラクターとして支えているのが夕だと、僕は見ています。

一ノ瀬珠樹|厳しい階長なのに本人も隠れゲーマー

一ノ瀬珠樹は、高等部寮務委員会の4階階長。CVは下地紫野さんです。

規則に厳しい人物なので、ゲーム禁止の学院では一見すると綾や美緒を取り締まる側に見えます。

ところが本人も、自室で格闘ゲームを楽しんでいた隠れゲーマー。

この「ルールを守らせる側なのに自分も格ゲーが好き」というねじれが、序盤の面白さを一気に広げます。

珠樹は生来の負けず嫌いで、負ければ悔しがり、それでも終わらず繰り返し練習する努力型です。

アニメ版の使用キャラクターはジュリ。

さらに重要なのが姉・一ノ瀬花との関係です。

花自身も格ゲーに通じる実力者であるため、珠樹にとっては「姉」であると同時に「追いかけるプレイヤー」でもあります。

珠樹の負けず嫌いを単なるコメディとして見るより、憧れへ追いつこうとする成長欲求として見ると、対戦で熱くなる姿にも一本筋が通って見えてきます。


藤宮亜里沙・一ノ瀬花・プロゲーマー陣はどんなキャラ?

藤宮亜里沙、一ノ瀬花、gekido、禍腐餌悪霊、星識、フランベルジュは、綾たちの格ゲー世界を学院の中から大会やプロの世界へ広げていく人物です。

ここからは原作の大会編以降にも触れるため、アニメで先の展開を知りたくない人は人物プロフィールだけ確認してください。

藤宮亜里沙|小学生ながら高い実力を持つプレイヤー

藤宮亜里沙は小学生の格ゲーマー。CVは長縄まりあさんです。

小学生とは思えないほど高い実力を持つプレイヤーとして登場し、アニメ版ではガイルを使用します。

亜里沙をただ「天才小学生キャラ」と覚えるだけでは、この人物の面白さは半分ほどしか見えてきません。

原作では格ゲーの強さだけでなく、人との距離やゲームとの向き合い方も掘り下げられ、美緒との関係が大きなポイントになります。

原作4巻から大会編が本格化し、5巻では綾VSgekido、美緒VS禍腐餌悪霊というプロとの対戦へ発展。6巻では美緒VS亜里沙が重要な勝負として描かれます。

ここで『対ありでした。』らしいのが、相手を理解するための方法として対戦を使うこと。

何を警戒しているのか。

どこで攻めてくるのか。

勝つために何を選ぶのか。

格闘ゲームではプレイヤーの判断が画面へ次々と現れます。

だから本作では、長い説明台詞を交わさなくても、対戦そのものが一種のコミュニケーションになる。亜里沙と美緒の関係は、「戦うことが対話になる作品」という『対ありでした。』の特徴を特に分かりやすく見せてくれます。

一ノ瀬花|珠樹が追いかける姉であり実力者

一ノ瀬花は一ノ瀬珠樹の姉。CVは花守ゆみりさんです。

黒美女子学院高等部寮務委員副会長という立場を持ちながら、本人も格ゲーに通じています。

アニメ版ではA.K.I.を使用。

花の存在があることで、珠樹の「強くなりたい」という気持ちにも具体的な方向が生まれます。

単純に姉妹仲を見るだけでなく、「実力者の姉を見る妹」というプレイヤー同士の関係として意識すると、珠樹というキャラがさらに理解しやすくなるでしょう。

gekido|綾が挑むプロゲーマー

gekidoはゲーミングチーム「拳」に所属する有名プロゲーマー。CVは檜山修之さんです。

原作大会編では、綾と直接ぶつかる重要な対戦相手になります。

学院の中だけでゲームをしていた頃の綾たちにとって、プロゲーマーは文字通り別の世界にいる人物。

その相手と同じ大会の画面に向かうことで、『対ありでした。』のスケールは大きく変わります。

秘密の教室で始まった格ゲーが、競技の世界につながっていることを実感させる人物です。

禍腐餌悪霊|美緒と激突するプロゲーマー

禍腐餌悪霊は「かふぇおれ」と読みます。CVは阿座上洋平さんです。

gekidoを強く意識するプロゲーマーで、原作5巻では美緒との対戦が描かれます。

美緒はもともと「相手が強いほど戦いたい」というタイプ。

そこへプロという明確な強者を置くことで、彼女の勝負好きが学院内の特殊な性格ではなく、本格的な競技環境でも通用するものなのかが試されていきます。

星識|チーム「拳」と格闘ゲーム部をつなぐ人物

星識はゲーミングチーム「拳」に所属する若手メンバー。CVは八代拓さんです。

序盤だけを見るとgekidoたちプロ側の人物という印象が強いのですが、原作11巻まで追うと星識の役割はさらに大きくなります。

9巻以降、綾たちは黒美女子学院格闘ゲーム部として配信活動へ踏み出します。

そして最新11巻では、星識から格闘ゲーム部へweb座談会の依頼が舞い込みます。

これはキャラクター関係を整理するうえで見逃せない変化です。

以前は「学生ゲーマー」と「プロゲーマー」が大会で交差する構図でしたが、今度はプロ側から綾たちへ接点が作られる。

星識は、学院とプロシーンをつなぐ橋渡し役として見ると立ち位置がつかみやすいでしょう。

フランベルジュ|大会の熱量を言葉に変える実況者

フランベルジュは格闘ゲーム大会の実況者。CVは実際にe-Sports実況者として活動するアールさんです。

プレイヤーではなく実況側から大会へ関わるところがポイントです。

格ゲー大会は、選手2人だけで完成するものではありません。

観客がいて、実況があり、プロが存在し、その勝負が多くの人へ届く。

フランベルジュまで主要人物として組み込まれていることからも、『対ありでした。』が格ゲーを単なるキャラクターの趣味ではなく、大会・プロ・実況まで含めた文化として描いていることが伝わってきます。

※画像はAIによるイメージ

原作11巻までで覚えたい追加キャラは?

原作まで含めるなら、藤宮森乃、亜野屋理子、魔ヶ森さたん、プロゲーマー・かそくも押さえておくと人物関係の広がりを理解しやすくなります。

アニメ公式サイトでキャスト付き主要10人として紹介されているキャラクターとは区別して、原作側の補足人物として整理するのがおすすめです。

キャラクター 立場 主な関係・役割
藤宮森乃 亜里沙の姉 格ゲーへ深くのめり込む亜里沙を気に掛ける
亜野屋理子 黒美女子学院の教員 格闘ゲーム部の展開に関わる
魔ヶ森さたん 格ゲー配信・実況側のVTuber 学院外の格ゲーコミュニティを広げる
かそく プロゲーマー 原作11巻で綾と大きく関わる

藤宮森乃|亜里沙を「強さ以外」から見る姉

藤宮森乃は藤宮亜里沙の姉です。

亜里沙を理解するとき、プレイヤーとしての強さだけを見ていると「小学生の強豪」で終わってしまいます。

しかし森乃という家族側の人物が入ることで、格ゲーへ強くのめり込む亜里沙を周囲がどう見るのかという視点が生まれます。

つまり亜里沙編は「強いか弱いか」だけではなく、好きなことへ没頭する本人と、それを見守る家族の距離まで扱う話になるんです。

亜野屋理子|秘密の格ゲーから「部活動」へ進む鍵

亜野屋理子は黒美女子学院の教員で、原作で格闘ゲーム部が動き出す段階に関わる人物です。

序盤の綾たちは、ゲーム禁止の学院でこっそり遊ぶ側でした。

ところが物語が進むと、「秘密の趣味」だった格ゲーが部活動という形を持ち始めます。

この変化はかなり大きいです。

序盤ではゲームをしていることが知られるだけで問題だったのに、後半では格ゲーを通じて外部へ活動を発信するようになる。

亜野屋理子は、そんな学院内での格ゲーの立場が変わっていく流れを見るうえで押さえておきたい人物です。

魔ヶ森さたん|格ゲーを「見る・発信する」世界へ広げる存在

魔ヶ森さたんは、原作で格ゲーの配信・実況側に登場するVTuberです。

大会編までは、綾たちが「誰と戦うか」が物語の中心でした。

配信が始まると、そこへ「誰に見られるか」「どう発信するか」という新しい軸が入ってきます。

現代の格闘ゲームは、対戦する人だけでなく、配信を見る人、実況する人、動画から始める人も含めてコミュニティが形成されています。

原作がそこまで世界を広げていることを象徴するキャラクターの一人と言えるでしょう。

かそく|11巻で綾の競争心を刺激するプロゲーマー

プロゲーマー・かそくは、原作11巻で重要度が上がる人物です。

11巻では、星識から届いたweb座談会の依頼をきっかけに格ゲーをめぐる議論が展開され、かそくの発言へ綾が強く反応する流れが描かれます。

ここで面白いのは、綾が初期とはまるで違う場所まで来ていることです。

最初の綾は、美緒に出会って再び格ゲーを始めた少女でした。

それが大会へ出場し、プロと戦い、部活動として配信を始め、11巻ではプロゲーマーの発言を受けて自分の考えをぶつけるところまで進んでいます。

ゲームへ「戻ってきた人」だった綾が、いつの間にか格ゲー界の議論へ自分から飛び込む当事者になっている。

キャラ一覧という視点でも、かそくは単なる追加ライバルではなく、綾自身の成長段階を示す相手として注目したい人物です。


『対ありでした。』キャラの関係と魅力は?原作11巻まで追うとどう変わる?

『対ありでした。』の人物関係は、「秘密を共有する4人」から「大会でライバルと出会う4人」、さらに「外へ発信する格闘ゲーム部」へ広がっていくと整理すると分かりやすいです。

原作1~11巻とアニメ版を並べて追うと、キャラクターが増える理由もここにあると感じます。

序盤の中心は綾と美緒です。

ゲーム禁止の黒美女子学院で格ゲー好きだと知られることは、単に同じ趣味を発見する以上の意味を持ちます。

秘密を打ち明けること自体が、相手への信頼になるからです。

そこへ夕と珠樹が加わり、4人になります。

この段階では「好きなゲームを誰にも見つからず遊べるか」という学院内のドタバタも大きな魅力です。

しかし大会編へ進むと、問いが変わります。

「ゲームがバレるか」ではなく、「誰に勝ちたいのか」「負けたあとどうするのか」がキャラクターを動かし始めます。

綾はgekido、美緒は禍腐餌悪霊や亜里沙といった強敵へ向き合う。

珠樹にも追いかける姉・花がいる。

ここで初期4人のゲーム観がさらに鮮明になります。

綾は再び見つけた格ゲーへ深く入り込み、美緒はより強い相手を求める。

夕は人と遊ぶ楽しさを支え、珠樹は敗北を悔しさだけで終わらせず次の練習へつなげていく。

勝った瞬間より、負けた直後を見ると性格が分かる。

僕はこれが『対ありでした。』のキャラクター描写を楽しむ一番分かりやすい見方だと考えています。

そして9巻以降、さらに大きな転換が起きます。

綾・美緒・夕・珠樹は黒美女子学院格闘ゲーム部として配信活動を開始します。

これは物語全体を振り返ると、かなり象徴的です。

最初は、好きなゲームを誰にも見つからないよう隠れてプレイしていました。

それが今度は、自分たちが格ゲーをしている姿を外へ向けて発信する。

「好きなものを隠す物語」から「好きなものを見せる物語」へ変わったと捉えられるんです。

さらに11巻では、チーム「拳」の星識からweb座談会の依頼が届き、プロゲーマー・かそくとの接点まで強まります。

ここまで来ると、学院と外の格ゲー界は別々の舞台ではありません。

学校、家族、大会、プロ、実況、VTuber、配信という複数のコミュニティが、綾たちを中心につながり始めています。

キャラクターが増えているのも、単に物語を長くするためではないと筆者は考えています。

「格ゲーとどう付き合う人なのか」という別々の答えを持つ人物を増やすことで、格闘ゲームという文化そのものを多方向から見せているんですよね。

美緒のように純粋な勝負を求める人がいる。

夕のように誰かと遊ぶ時間を楽しむ人もいる。

珠樹のように悔しさを成長の燃料へ変える人もいる。

亜里沙のように若くして高い実力を持つ人がいて、gekidoや禍腐餌悪霊、かそくのようにプロとして戦う人もいる。

星識はプロ側と学生側を結び、フランベルジュは実況として勝負を観客へ届け、魔ヶ森さたんの存在によって配信・発信する側の世界も見えてくる。

だから『対ありでした。』は、登場人物を「強い順」に並べるだけでは魅力が伝わりません。

その人が格ゲーに何を求めているのか。

ここを見ると、一見似た「格ゲー好き」の登場人物がまったく別の人物として立ち上がってきます。

今後の見どころについても、筆者としては「誰が新たな強敵になるか」だけではなく、格闘ゲーム部と外部コミュニティとの関係がどこまで広がっていくかに注目しています。

11巻では、すでにプロ側からweb座談会という形で声が掛かる段階まで進みました。

序盤の綾が「ゲーム禁止の学校でこっそり遊ぶ少女」だったことを考えると、この変化はかなり大きいですよね。

同じアーケードコントローラーを握っているのに、その向こう側にいる相手と観客の数がどんどん増えていく。

僕はこのスケールアップこそ、『対ありでした。』が長くキャラクターを増やしても軸がぶれにくい理由だと考えています。

中心にあるのは一貫して、「好きなゲームを通して誰かと出会い、自分自身のことも知っていく」という物語だからです。

2026年9月11日時点で、アニメから人物を覚えるなら、まずは綾と美緒が主人公、夕と珠樹が主要な仲間、亜里沙と花が重要な実力者、gekido・禍腐餌悪霊・星識がプロ側、フランベルジュが実況側という整理で十分です。

原作まで進むなら、そこへ藤宮森乃、亜野屋理子、魔ヶ森さたん、かそくを加え、「学院の秘密」から「格ゲー界全体」へ人物関係が広がっていると考えると迷いにくいでしょう。

プロフィールを暗記するより、対戦前と対戦後の表情や行動を見てみてください。

誰と戦いたいのか、負けたとき何をするのか、格ゲーを誰と共有したいのか。その違いこそが、『対ありでした。』のキャラクターを一人ひとり忘れにくくしている魅力だと僕は感じています。


よくある質問

『対ありでした。』の主人公は誰ですか?

深月綾と夜絵美緒が物語の中心となる主人公です。

お嬢さまに憧れて黒美女子学院へ入った綾が、美緒の秘密の格ゲープレイを目撃したことから物語が始まります。2人は格ゲーを通じて、友人でありライバルでもある関係になっていきます。

『対ありでした。』のメイン4人と声優は誰ですか?

深月綾役が長谷川育美さん、夜絵美緒役が市ノ瀬加那さん、犬井夕役が千本木彩花さん、一ノ瀬珠樹役が下地紫野さんです。

『ストリートファイター6』では、綾がキャミィ、美緒がリュウ、夕がケン、珠樹がジュリを使用します。

『対ありでした。』の原作は何巻まで発売されていますか?

2026年9月11日時点では、原作コミックス11巻まで発売済みです。

9巻以降は格闘ゲーム部としての配信活動が物語に加わり、11巻では星識からweb座談会の依頼が届くなど、綾たちとプロゲーマー側の世界とのつながりもさらに深まっています。

『対ありでした。』のキャラは、名前やCVだけでなく「格ゲーに何を求めている人物なのか」で整理するとぐっと覚えやすくなります。

格ゲーへ戻ってきた綾、勝負を求める美緒、楽しさを共有する夕、敗北を努力へ変える珠樹。そして大会、プロ、実況、配信へと広がる人物関係を追えば、この作品が格ゲーを通した成長物語でもあることが、より鮮明に見えてくるはずです。

執筆:涼風 結人(アニメ情報ナビゲーター)

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