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『鉄鍋のジャン』4話の海外の反応まとめ|海外ファンの評価と注目点

XO醤を使った中華料理を前に不敵に笑うジャンと対抗心を燃やすキリコ 未分類

『鉄鍋のジャン!』第4話の海外反応は、XO醤を使いこなす料理理論とジャンの強烈な個性を評価しつつ、調理作画には惜しむ声もあるという内容でした。

2026年7月26日放送の第4話「毒を御す者」では、大谷日堂が送り込んだ「XO醤のリュウ」こと尾藤リュウジと秋山醤が激突。海外では「XO醤は旨味の爆弾」「強すぎるからこそ扱いが難しい」という料理そのものへの反応に加え、ジャンの笑い方やキリコとの掛け合いも話題になっています。

  1. 『鉄鍋のジャン!』4話では何があった?XO醤のリュウがジャンに挑戦
    1. 小此木の野菜炒めから始まる「料理は技術」の話
    2. 尾藤リュウジの武器は自家製XO醤
    3. ジャンが作ったのは中華風シャリアピンステーキ
  2. 『鉄鍋のジャン!』4話の海外の反応は?XO醤へのコメントが続出
    1. 「XO醤は旨味の爆弾。でも強すぎる」
    2. 「今では普通なのに、当時は珍しかった」が海外でも面白がられる
    3. シャリアピンステーキで『食戟のソーマ』を思い出す声も
  3. 海外ではジャンの笑い方も人気?「傲慢なのに努力家」が伝わる主人公
    1. ジャンの笑い声を毎週楽しみにする視聴者まで登場
    2. 傲慢さに説得力があるのは「ちゃんと準備している」から
    3. キリコとの罵倒合戦は海外でもキャラクターの魅力に
  4. 『鉄鍋のジャン!』4話の料理解説はなぜ高評価?30年前の知識を2026年仕様へ
    1. XO醤の由来にも「諸説あり」を補足
    2. 玉ねぎが肉へ与える作用にも現代の補足
  5. 『鉄鍋のジャン!』4話の作画はどうだった?海外では惜しむ声も
    1. 完成した料理への評価と調理アニメーションは別
  6. 『鉄鍋のジャン!』4話の海外反応から見える今後の注目点
    1. 「古い料理知識」を「時代を比較する面白さ」に変えている
    2. ジャンは「嫌われないように変えない」方が正解だった
    3. 第4話は中華料理人選手権への助走としても重要
  7. まとめ|『鉄鍋のジャン!』4話は海外でもXO醤とジャンの個性が話題
  8. よくある質問
    1. 『鉄鍋のジャン!』第4話はいつ放送された?
    2. 『鉄鍋のジャン!』第4話の対戦相手は誰?
    3. 『鉄鍋のジャン!』4話の海外の反応は良かった?

『鉄鍋のジャン!』4話では何があった?XO醤のリュウがジャンに挑戦

第4話「毒を御す者」は、2026年7月26日17時30分からテレ東系列6局ネットで放送されました。

アニメ『鉄鍋のジャン!』自体は2026年7月5日に放送を開始。原作は西条真二さんによる料理バトル漫画で、監督をあおきえいさん、シリーズ構成を上江洲誠さん、アニメーション制作をTROYCAが担当しています。

第4話の中心人物を整理すると、次の通りです。

人物 第4話での立場 声優
秋山醤 「料理は勝負」を掲げる主人公 戸谷菊之介
五番町霧子 ジャンと対立する五番町飯店の料理人 長谷川育美
小此木タカオ 修業中の若手料理人 天﨑滉平
尾藤リュウジ 「XO醤のリュウ」と呼ばれる料理人 杉田智和
大谷日堂 ジャンを追い出そうとする料理評論家 天田益男

今回の発端は、以前ジャンに恥をかかされた大谷日堂です。

大谷はジャンを五番町飯店から追い出すため、新たな刺客を送り込みます。

それが尾藤リュウジ

公式では「XO醤の使い手」と紹介されている料理人で、自ら調合したXO醤を武器にジャンへ勝負を挑みました。

いかにも料理漫画らしい展開なのですが、「特殊な調味料を持っているから強い」というだけでは終わらないのが『鉄鍋のジャン!』です。

むしろ第4話で問われたのは、優れた調味料を持っていることと、それを使いこなせることは同じなのか?という点でした。

小此木の野菜炒めから始まる「料理は技術」の話

実はXO醤対決の前から、第4話は一貫して「道具や材料だけでは料理は成立しない」というテーマを描いています。

序盤では、小此木が作った野菜炒めに水分が出てしまい、ジャンたちから問題点を指摘されます。

そこで登場するのが、五番町飯店のオーナー・五番町睦十です。

睦十は油通しなどを使いながら回鍋肉を調理。さらに「熱気圏」と呼ばれる豪快な技まで披露し、素材から余計な水分を出さず、旨味を閉じ込める技術を見せつけます。

料理漫画なのに必殺技名が飛び出す。

はい、いつもの『鉄鍋のジャン!』です。

しかし見た目の派手さとは裏腹に、この場面で説明されているのはかなり基本的な料理の考え方です。

火入れ、油通し、手早さ、素材の水分管理。

つまり第4話は最初から、「料理のおいしさを決めるのは強い食材だけではなく、それを扱う技術だ」と視聴者へ仕込んでいるんですね。

その直後に「強力な調味料」であるXO醤を武器にする尾藤リュウジが登場するため、物語の流れも非常にきれいです。

尾藤リュウジの武器は自家製XO醤

尾藤が自信満々に持ち込んだのがXO醤でした。

XO醤は干し貝柱や干しエビなど、さまざまな旨味素材を組み合わせて作る調味料です。

配合によって味わいを変えられ、炒め物や煮込みなど幅広い料理に使えることから、劇中でも非常に強力な調味料として扱われています。

ところがジャンは、尾藤のXO醤を味わったうえで容赦なく問題点を突きます。

尾藤が作ったXO醤そのものの完成度と、料理に合わせてXO醤を設計する能力は別だというわけです。

そしてジャン自身も、自分専用のXO醤を複数用意していました。

「XO醤のリュウ」と名乗って現れた相手に、主人公側が普通にマイXO醤を何種類も持っている。

尾藤からしたら「聞いてないんですけど!」案件でしょう。

ただ、この展開によってジャンの強さが単なる天才設定ではなく、日頃から料理を研究し、用途別に準備している人物だから強いと分かります。

ここが第4話におけるジャンの評価を大きく押し上げたポイントでした。

ジャンが作ったのは中華風シャリアピンステーキ

ジャンが勝負料理として作るのは、中華風シャリアピンステーキです。

シャリアピンステーキは、日本を訪れた声楽家フョードル・シャリアピンのために考案されたとされる日本生まれの料理として知られています。

第4話では玉ねぎを使った調理法とXO醤を組み合わせ、牛肉のおいしさを引き出す方向へ料理を組み立てました。

重要なのは、ジャンが単純に「俺のXO醤の方がうまい」と勝負したわけではないことです。

肉料理に合うように調整したXO醤を選び、料理全体の目的から逆算して使用している。

一方の尾藤は、XO醤自体がおいしいため、それを使えば料理もおいしくなるという考え方に寄りかかっていました。

この差が、そのまま勝敗になります。

つまり第4話の勝負を一言でまとめるなら、

「最強の武器を持っている人」と「武器の使い方まで理解している人」の対決

だったと言えるでしょう。

※画像はAIによるイメージ

『鉄鍋のジャン!』4話の海外の反応は?XO醤へのコメントが続出

海外のアニメファンが集まる第4話の感想では、何よりもまずXO醤そのものへの関心が目立ちました。

特に面白いのが、日本の視聴者と海外視聴者で「XO醤の受け止め方」がかなり近かったことです。

海外で見られた反応を整理すると、主に次のような傾向があります。

海外反応のテーマ 反応の内容
XO醤 旨味が非常に強い調味料として評価
ジャンの理論 使いすぎれば他の素材を消すという説明に納得
時代性 現在では身近なものが当時は珍しかった点が面白い
シャリアピンステーキ 『食戟のソーマ』を思い出したという声
ジャン 悪魔的な笑い方や煽り方が人気
作画 完成料理は良いが調理工程をもっと動かしてほしいとの意見

この反応を見ると、第4話は「日本の昔の料理漫画だから海外には分かりにくい」という壁をほとんど感じさせません。

理由は単純で、勝負の理屈が普遍的だからです。

「XO醤は旨味の爆弾。でも強すぎる」

海外の第4話感想では、XO醤を「旨味の爆弾」のような調味料として表現し、その一方で使い方を間違えると他の材料を圧倒してしまうというジャンの説明に納得する声がありました。

これこそ今回のエピソードの核心でしょう。

XO醤はおいしい。

だからこそ危ない。

「何に入れてもうまくなる」というのは一見すると長所ですが、料理人にとっては落とし穴にもなります。

どの料理もXO醤の味になってしまえば、魚を使おうが肉を使おうが、素材ごとの差が薄れてしまうからです。

原作者の西条真二さんも第4話放送時、原作料理監修のおやまけいこさんから聞いた話として、XO醤は非常に優秀である一方、何に使ってもおいしくなり、結果として同じ方向の味になりやすい「困った調味料」でもあるという趣旨を紹介しています。

ここまで知ると、尾藤が単なる「弱い敵」ではないことも分かります。

XO醤を作る能力は高い。しかし、その万能感に料理人本人が頼りすぎてしまった。

この弱点をジャンは見抜いたわけです。

私はここが第4話で最も『鉄鍋のジャン!』らしい部分だと思いました。

相手の必殺技を「そんなもの通用しない!」で破るのではなく、必殺技そのものの長所を認めたうえで、その長所が弱点へ反転する瞬間を突く。

料理漫画なのに攻略方法が完全にバトル漫画なんですよ。

「今では普通なのに、当時は珍しかった」が海外でも面白がられる

海外では、現在では比較的身近になったXO醤が、原作連載当時には今ほど一般的ではなかった点を面白がる反応もありました。

これは2026年版『鉄鍋のジャン!』ならではの楽しみ方です。

原作が始まったのは1990年代。

当時の読者にとって、専門店で使われる調味料や海外の料理技法は、現在よりずっと「知らない世界」でした。

一方、現代は違います。

料理動画を検索すれば作り方が出てくる。

通販でも調味料を買える。

スーパーへ行けば、以前よりはるかに多くの中華調味料が並んでいます。

そのためアニメ版では、単純に「XO醤というすごい調味料があります」と紹介するだけでは弱い。

そこで「当時はどのような存在だったのか」まで含めて説明することで、時代の変化そのものを面白さへ変えているわけです。

海外から「今では普通だけれど、当時はもっと注目される存在だったんだ」と受け止められているのを見ると、このアップデートはうまく機能していると感じます。

シャリアピンステーキで『食戟のソーマ』を思い出す声も

ジャンがシャリアピンステーキを作ったことで、海外では『食戟のソーマ』を思い出したというコメントも見られました。

現代のアニメファンにとって、「シャリアピンステーキ」という名前を初めて聞いた作品が『食戟のソーマ』だった人も少なくないでしょう。

しかし『鉄鍋のジャン!』の原作はそれ以前の作品です。

ここにちょっと面白い逆転現象があります。

2026年に初めてアニメを見る人からすると、

「食戟のソーマで見た料理だ!」

となる。

一方、原作を知る視聴者からすると、

「ジャンの方がずっと前からやっていたんだよ」

となる。

アニメ化まで約30年かかったことで、後発作品を通じて有名になった料理を、元祖世代の作品で改めて見るという不思議な状況が生まれているんですね。

これも今回のアニメ化だからこそ味わえる面白さです。


海外ではジャンの笑い方も人気?「傲慢なのに努力家」が伝わる主人公

海外の反応でXO醤と同じくらい存在感を放っていたのが、当然ながら秋山醤本人です。

ジャンは非常に口が悪い。

相手への煽りも遠慮がない。

しかも勝ったら静かに立ち去るようなタイプではなく、全力で「俺の勝ちだ」と顔に出します。

主人公としてはなかなか危険な設計です。

ところが海外では、この強烈さそのものが作品の個性として受け入れられています。

ジャンの笑い声を毎週楽しみにする視聴者まで登場

第4話の海外感想では、ジャンの独特な笑い方について、毎週その笑い声を聞くのを楽しみにしているという反応までありました。

分かります。

あの笑い方、一度耳に入るとなかなか抜けません。

普通の作品なら主人公があんな笑顔を見せた瞬間、

「こいつラスボスでは?」

となるところです。

でも『鉄鍋のジャン!』では主人公です。

しかも声を担当する戸谷菊之介さんが、ジャンの自信、嫌味、楽しさ、狂気の境界をかなり大胆に演じています。

ジャンを現代向けに「少し優しく」調整してしまえば、もっと万人受けしたかもしれません。

しかし、それをやってしまうと『鉄鍋のジャン!』ではなくなってしまう。

あおきえい監督もアニメ化にあたり、原作の破天荒さや過激さを損なわないことを重視したと明かしています。

海外でジャンの笑いや煽りまで楽しむファンが出ているのを見ると、その判断はかなり重要だったと感じます。

傲慢さに説得力があるのは「ちゃんと準備している」から

ジャンは「俺は強い」と言い続けるキャラクターです。

普通なら、これだけでかなり嫌われやすい。

ところが第4話を見ると、ジャンの自信には明確な裏付けがあります。

尾藤が自慢のXO醤を出してきても、ジャンはXO醤そのものを知らないわけではありません。

それどころか、料理ごとに用途を考えた自分専用のXO醤を複数準備している

つまりジャンは、勝負当日に都合よく天才になる主人公ではないんですね。

普段から調べている。

試している。

失敗もしている。

その蓄積があるから、「俺の方が上だ」と断言できる。

第3話では大量調理で思うようにいかず、自分の失敗と向き合う姿も描かれていました。

その直後の第4話でこれだけ準備の差を見せられると、ジャンへの印象も変わります。

性格は悪い。でも料理に関して手を抜いてはいない。

この絶妙なバランスこそ、秋山醤という主人公を単なる嫌われ者にしない最大の理由でしょう。

キリコとの罵倒合戦は海外でもキャラクターの魅力に

第4話ではジャンと五番町霧子の掛け合いも健在です。

「泣き虫猿」「ゴリラ女」といった、とても上品とは言えない応酬まで飛び出します。

何歳のケンカなんですか。

しかし面白いのは、口では徹底的に罵倒し合いながら、料理に関しては相手の実力をかなり注意深く見ていることです。

キリコはジャンのXO醤を味見して、その意図に気づく。

ジャンもキリコをただの素人扱いはしていません。

言葉では認めないのに、料理人としては互いを無視できない。

海外でもシリーズ序盤からジャンとキリコのダイナミクスを面白がる声があり、第4話でもその関係性は作品の大きな魅力として機能しています。

普通なら少しずつ仲良くなるところを、この二人は少しずつ罵倒の解像度が上がっていく。

非常に『鉄鍋のジャン!』らしい距離の縮まり方です。

※画像はAIによるイメージ

『鉄鍋のジャン!』4話の料理解説はなぜ高評価?30年前の知識を2026年仕様へ

第4話で特に評価したいのが、料理知識をそのまま30年前から持ってくるのではなく、2026年の知見に合わせて補足していることです。

これは単なる小ネタではありません。

アニメ版『鉄鍋のジャン!』の信頼性を支える、かなり重要な部分です。

XO醤の由来にも「諸説あり」を補足

原作では、XO醤の歴史について当時知られていた説明が使われていました。

一方アニメ版では、ザ・ペニンシュラ香港のレストラン「スプリング・ムーン」との関係に触れつつ、発祥については諸説があることもナレーションで補っています。

「昔の漫画なんだから昔の説明をそのまま使えばいい」という考え方もあるでしょう。

しかし料理作品の場合、その説明が現代では断定できないと分かっているなら、そのまま放送することには別のリスクがあります。

そこで原作の時代性を消すのではなく、

「当時はこう紹介されていた」

「現在はこうした見方もある」

という形へ調整した。

これはかなり誠実なアニメ化だと思います。

玉ねぎが肉へ与える作用にも現代の補足

もう一つ話題になったのが、シャリアピンステーキで使われる玉ねぎと肉の関係です。

原作連載時と現在では、玉ねぎによって肉の食感が変化する理由について説明の仕方も変わっています。

アニメでは従来の説明を絶対的なものとして扱わず、現在の調理科学を踏まえた補足や「諸説ある」という注意を加えました。

国内のリアルタイム感想でも、

  • 現代の科学に合わせて説明している
  • 原作から知識がアップデートされている
  • 30年前の作品なのに解説部分が古く感じにくい

といった点が注目されています。

これは制作体制を見ると納得できます。

アニメ版には料理監修・コーディネートとして佐藤貴子さん、調理科学監修として樋口直哉さんが参加しています。

さらに公式の制作コメントでは、実際のプロの中国料理人の鉄鍋さばきや指の動きを撮影し、それをアニメへ落とし込んでいることも明かされています。

樋口さんも、原作が1990年代の段階で調理科学的な記述を取り入れていた先見性に触れています。

つまりアニメ版は、昔の知識を「間違っているから捨てる」のではなく、原作が持っていた科学への好奇心そのものを受け継ぎ、2026年の言葉に更新しているわけです。

筆者としては、ここが今回のアニメ化で最も価値のある部分の一つだと考えています。

懐かしい原作をそのまま動かすだけなら、リメイク作品としては成立するでしょう。

しかし『鉄鍋のジャン!』は料理漫画です。

料理の知識まで現代へつなぎ直すことで、初見の視聴者にも「ちゃんと今見る意味」が生まれています。


『鉄鍋のジャン!』4話の作画はどうだった?海外では惜しむ声も

海外反応はすべて絶賛だったわけではありません。

第4話で比較的はっきり指摘されていたのが、調理工程のアニメーション量です。

海外の感想では、料理の知識や完成した料理は楽しめる一方、

「レシピの説明が入り、少し調理カットを見せて、完成料理へ移る構成が多い」

「もっと実際に調理している動きを見たかった」

という趣旨の意見が出ています。

ここはきちんと分けて考えたいところです。

完成した料理への評価と調理アニメーションは別

『鉄鍋のジャン!』には料理作画監督として奥田淳さん、花村千尋さんが参加しています。

完成した料理の照り、肉の質感、ソースの濃度感などはしっかり描かれており、第4話でも「料理がおいしそう」という部分は機能しています。

一方で、料理アニメにはもう一つ重要な快感があります。

それが、

包丁で切る。鉄鍋を振る。火が立つ。材料が踊る。

という「作っている最中」の動きです。

第4話では五番町睦十の「熱気圏」のように、原作ファンがアニメでの動きを期待していた場面もあります。

国内でも「もっと動いているところを見たかった」という声があり、海外の指摘とかなり一致していました。

これは無視できない課題でしょう。

ただし制作側が料理表現そのものを軽視しているわけではありません。

あおきえい監督は、実際の中華料理店で鍋を振る音、炎の音、食器や厨房の環境音まで収録したことを明かしています。

さらに第1話の炒飯では、パラッとした米を表現するため米粒を一粒ずつ描く方向で作り込んだという制作エピソードもあります。

つまり制作側のこだわりは確実にある。

だからこそ今後は、重要な料理勝負で「どこを大きく動かすか」がさらに重要になってくるでしょう。

全24分を常に超作画で動かす必要はありません。

静止画の劇画的な圧力も『ジャン』には合っています。

ただ、ここぞという瞬間に鉄鍋が猛烈に動けば、静と動の差によって作品の狂気はもっと強烈になるはずです。


『鉄鍋のジャン!』4話の海外反応から見える今後の注目点

ここからは筆者としての考察です。

第4話を見て強く感じたのは、2026年版『鉄鍋のジャン!』の勝負は、原作を忠実に再現できるかどうかだけではないということです。

本当に難しいのは、約30年前に読者を驚かせた料理知識を、現在の視聴者にも面白く感じさせること。

第4話のXO醤は、その象徴でした。

原作当時なら、

「XO醤って何だ?」

という未知そのものが驚きになります。

ところが2026年には、XO醤という名前を知っている人も多い。

だったらアニメでは、

「XO醤を知っているか」から「XO醤をどう使い分けるのか」へ面白さの焦点を移す必要があります。

第4話はまさにそこへ踏み込みました。

「古い料理知識」を「時代を比較する面白さ」に変えている

海外で「今では普通だけれど、当時はもっと珍しかったんだ」と反応されていたのは象徴的です。

普通なら、専門知識の古さは再アニメ化の弱点になります。

ところが『鉄鍋のジャン!』では逆です。

昔の最先端だったものが現在ではどう変化したのかを比較できる。

それ自体が新しい楽しみになっています。

これは料理作品ならではの強みでしょう。

ファッションや通信機器なら「昔っぽい」で終わることもありますが、料理は現在でも実際に作って食べられます。

第4話を見てXO醤を使ってみる。

シャリアピンステーキを調べる。

回鍋肉を作ってみる。

30年前の漫画と現在の食卓が、そのままつながるんですね。

実際、放送後には国内でも「XO醤を買いたくなった」「回鍋肉が食べたくなった」といった反応が見られました。

この視聴後に料理へ興味が伸びていく力は、料理アニメとして非常に強いと思います。

ジャンは「嫌われないように変えない」方が正解だった

もう一つ重要なのが主人公です。

令和のアニメ化で最も簡単なのは、ジャンを少しマイルドにすることでしょう。

暴言を減らす。

相手へのリスペクトを言葉にする。

負けた相手にも優しくする。

そうすれば一般的な好感度は上がるかもしれません。

しかし、それをやったら秋山醤ではありません。

あおきえい監督は、原作の破天荒さを再現できないならアニメ化する意味が薄いという趣旨の考えを明かしています。

第4話の海外反応を見る限り、この判断は正しかったのではないでしょうか。

海外ファンが面白がっているのは、ジャンが「日本的な優しい主人公」だからではありません。

あまりにも自信満々で、料理には異常に真剣で、勝ったら心底うれしそうに相手を煽るからです。

そんな主人公、なかなかいません。

尖った部分を削って世界へ合わせるのではなく、尖ったまま出して、その理由を料理描写によって納得させる。

私はこの方が『鉄鍋のジャン!』には合っていると思います。

第4話は中華料理人選手権への助走としても重要

第4話の次に待っているのは、大谷日堂の企みから始まる中華料理人選手権大会です。

第5話「至福の調合(マジック)」から、本格的な大会形式の料理バトルへ入っていきます。

その直前に尾藤リュウジ戦をきちんと描いたことには意味があります。

第4話で、

  • ジャンが料理をどう分析するのか
  • 専門家相手でも研究量で上回ること
  • キリコがジャンの料理を理解できる実力者であること
  • 大谷がジャンを本気で排除しようとしていること

が整理されたからです。

いきなり大会へ進むより、主人公の強さの理由を一度きちんと見せておく。

その意味で第4話は、単発の「XO醤回」ではなく、大会編でジャンがどのように敵を攻略していくのかを示す予告編のような一話だったと考えています。


まとめ|『鉄鍋のジャン!』4話は海外でもXO醤とジャンの個性が話題

『鉄鍋のジャン!』第4話「毒を御す者」は、2026年7月26日に放送され、大谷日堂が送り込んだ尾藤リュウジと秋山醤のXO醤対決が描かれました。

海外反応で特に注目されたのは、XO醤を「非常に強い旨味を持つ一方、使い方次第では素材を圧倒してしまう調味料」とする料理理論です。

さらに、現在では比較的身近になったXO醤が原作当時には珍しい存在だったことや、シャリアピンステーキから『食戟のソーマ』を思い出す視聴者、ジャンの悪魔的な笑い声を楽しみにするファンまで現れています。

その一方で、完成した料理は魅力的でも、調理工程をもっとアニメーションで見せてほしいという海外からの指摘もありました。

ここは今後の料理バトルで注目したいところです。

そして何より第4話で見えてきたのは、ジャンの強さの正体でしょう。

自信満々だから強いのではありません。

勝つために研究し、料理ごとに調味料まで準備し、相手の長所が弱点へ変わる場所を見抜く。

性格はかなり面倒。でも料理への執念だけは本物。

だから海外の視聴者にも、ジャンがただの傲慢主人公ではなく「見ていて妙にクセになる人物」として伝わり始めているのだと思います。

30年前には未知の調味料だったXO醤を、現在では「使いこなし方」の話として見せる。

原作の知識を現代の調理科学で補いながら、ジャンの危険な魅力は薄めない。

筆者としては、第4話こそ2026年版『鉄鍋のジャン!』が何を残し、何を更新するアニメなのかがはっきり見えた回でした。


よくある質問

『鉄鍋のジャン!』第4話はいつ放送された?

第4話「毒を御す者」は、2026年7月26日17時30分からテレ東系列6局ネットで放送されました。シリーズの放送開始日は2026年7月5日です。

『鉄鍋のジャン!』第4話の対戦相手は誰?

ジャンと対決したのは、「XO醤のリュウ」こと尾藤リュウジです。声優は杉田智和さん。大谷日堂がジャンを追い出すために送り込んだ料理人として登場します。

『鉄鍋のジャン!』4話の海外の反応は良かった?

XO醤の料理理論、ジャンの強烈な笑いやキャラクター性、原作当時と現在の料理事情の違いを面白がる声が見られました。一方で、調理工程については「もっと動きを見たい」という意見もあり、評価は料理知識とキャラクター面が好評、作画面には一部課題を感じる声があるという形です。

文:水無月 巡(アニメ愛好フリーライター)

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