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「猫と竜」アニメ化まとめ|作品概要・基本情報をわかりやすく解説

深い森で赤い羽を持つ猫竜と魔法を使う猫たちが穏やかに暮らしている幻想的なファンタジー風景 作品レビュー・考察

『猫と竜』は2026年7月から放送中のTVアニメで、猫に育てられた火吹き竜と、魔法を使う猫たち、人間たちの交流を描くオムニバス形式のファンタジー作品です。

シリーズ累計140万部を突破したアマラさん原作の人気作で、猫竜役を子安武人さん、育ての親であるママにゃん役を井上喜久子さんが担当。この記事では「猫と竜 アニメ」「猫と竜 アニメ化」「猫と竜 アニメ wiki」と検索した人向けに、作品概要から放送・配信、声優、スタッフ、原作情報までまとめます。

「猫と竜」のアニメ化とは?2026年7月からTVアニメ放送中

『猫と竜』は、2025年2月にTVアニメ化が発表され、2026年7月からTOKYO MXなどで放送が始まった作品です。

「アニメ化決定」と紹介されることもありますが、2026年8月現在はすでに放送・配信がスタートしており、アニメ本編を実際に視聴できる段階に入っています。

まず基本情報を整理すると、以下のようになります。

項目 内容
作品名 猫と竜
放送形態 TVアニメ
ジャンル ファンタジー
TV放送開始 2026年7月4日
先行配信開始 2026年6月27日
原作 アマラ
キャラクター原案 大熊まい
漫画 佐々木泉
監督 オ ジング
シリーズ構成 広田光毅
アニメーション制作 OLM
猫竜役 子安武人
ママにゃん役 井上喜久子
OP suis from ヨルシカ「猫日」
ED shallm「ただいまの場所」

原作はアマラさんによる小説作品です。

もともとは小説投稿サイト「小説家になろう」で連作短編として発表され、短編作品としては異例となる日間ランキング1位を記録。その後、2016年4月22日から宝島社による書籍化が始まりました。

さらに2017年には佐々木泉さんによるコミカライズも展開され、長い時間をかけて読者を増やしてきた作品です。

2026年のアニメ公式情報では、シリーズ累計は140万部突破と案内されています。

Wikipediaなど過去時点の資料では「2026年5月時点で130万部」と記載されているケースもありますが、これは情報更新時期の違いです。アニメ公式サイトや2026年8月時点の配信サービスでは140万部突破と紹介されているため、現在の作品規模を確認するならこちらを基準にすると分かりやすいでしょう。

つまり『猫と竜』は、突然現れた完全新作アニメというより、小説からコミックへ、そして約10年をかけてアニメへと広がってきたメディアミックス作品なのです。

個人的には、この「じっくり育ってから映像化された」という点がかなり重要だと感じます。

放送前の一時的な話題だけで成立した作品ではなく、猫竜やママにゃんたちの日常を長年支持してきた読者がいる。その土台の上でアニメ化されているため、世界観やキャラクターの関係性に最初からかなりの厚みがあります。


「猫と竜」のアニメはどんな話?猫に育てられた竜の物語

『猫と竜』は、猫に育てられた火吹き竜と、魔法を使う猫たち、人間たちの不思議なつながりを描く物語です。

舞台は、魔獣も暮らしている深い森。

そこには、赤い羽を持つ一匹の火吹き竜が暮らしています。

しかし、この竜は一般的なファンタジー作品に出てくる「恐ろしいドラゴン」とは少し事情が違います。

生まれる前に実の親を失った竜は、偶然出会った一匹の母猫によって育てられました。

母猫からすれば種族の違いなど大した問題ではなかったようで、竜の赤ちゃんを自分の子どもとして育てることを決意します。

猫たちもまた、空を飛んで火を噴く竜を「ちょっと変わった猫」のような存在として家族に迎え入れました。

いや、火を噴く時点でだいぶ変わっています。

しかし、その豪快な受け入れ方こそが『猫と竜』らしさでしょう。

成長した竜は、育ててくれた母猫への恩を返すように森の猫たちを守る存在となります。

猫たちから呼ばれている愛称が、「羽のおじちゃん」

一方、人間たちは大きな力を持つ彼を畏れ、「猫竜」と呼んでいます。

同じ存在なのに、猫から見れば頼れる親戚のおじちゃん、人間から見れば畏怖すべき竜。

この視点の差が面白いところです。

そして作品の中心にいるのは猫竜だけではありません。

森を飛び出して自分の縄張りを探す猫、王子と出会う英雄猫、魔法学校の少女と関わる母猫など、さまざまな猫と人間の物語が描かれていきます。

そのため、一本道の壮大な冒険譚というより、同じ世界で暮らす複数のキャラクターの人生を少しずつのぞいていくオムニバス作品と考えると理解しやすいです。

アニメ第1話「猫と竜」では、母猫が火吹き竜の赤ちゃんを育てることになる原点が描かれます。

第2話「母猫と少女」では、その母猫が人間の召喚魔法によって魔法学校へ呼び出され、自信を持てない少女アンネロッサと出会います。

第3話「子猫達と羽のおじちゃん」では猫竜と子猫たち、第4話「黒猫と王子」では英雄猫クロバネと王子スタン、第5話「白猫と少女」ではシロタエと孤児院で暮らすガリーへと視点が移ります。

第6話「猫じゃらしの夜」になると、四代目モシャモシャたちによる猫じゃらし畑の物語が中心になります。

「竜の壮絶バトルが始まるのかな」と思ったら、全力で猫じゃらしを育て始める。

この振れ幅、なかなか侮れません。

ただし、作品が描いているのは単なる「かわいい猫の日常」だけではありません。

種族が違っても家族になれること、人間と猫の価値観の違い、親が子どもに何を残すのかなど、各エピソードの奥には少し切なさを含んだテーマがあります。

公式でも「心あたたかく、そしてちょっと切なくなる不思議な絆の物語」と紹介されており、この表現は作品の雰囲気をかなり正確に表していると思います。

※画像はAIによるイメージ

「猫と竜」アニメの放送日はいつ?放送局・配信情報を整理

TVアニメ『猫と竜』は2026年7月4日から地上波放送が始まり、dアニメストアとABEMAでは6月27日から1週間先行配信されています。

「2026年7月開始」とだけ覚えている人は少し注意が必要です。

実際にはインターネット配信のほうが先に始まっており、dアニメストアとABEMAが地上波より1週間早く本編を届ける形になっています。

主な放送スケジュールは次の通りです。

  • TOKYO MX:2026年7月4日より毎週土曜21:00~
  • BS日テレ:7月6日より毎週月曜23:30~
  • 読売テレビ:7月7日より毎週火曜25:29~
  • 長崎文化放送:7月8日より毎週水曜25:20~
  • AT-X:7月9日より毎週木曜22:30~

AT-Xでは毎週月曜10:30と毎週水曜16:30にリピート放送も設定されています。

そして配信では、dアニメストアとABEMAが2026年6月27日21:30から地上波1週間先行・最速配信を実施。

一般配信は7月4日21:00以降、FOD、DMM TV、Hulu、Lemino、Prime Video、TELASA、U-NEXT、アニメ放題、ニコニコ、バンダイチャンネルなどで順次スタートしています。

つまり「猫と竜のアニメはどこで見られるの?」という疑問に対しては、かなり選択肢が多い作品です。

なお、配信日時や取り扱い状況は変更される可能性があるため、実際に視聴するときは各配信サービスの最新情報を確認してください。

2026年8月9日時点では、第6話「猫じゃらしの夜」まで放送・一般配信が進んでいます。

公式サイトでは8月8日に、第7話「母猫の帰還」のあらすじ、先行場面カット、各話スタッフ情報、予告映像が公開されました。

ABEMAでは第7話がプレミアム先行の対象となり、無料配信については8月15日21:00からと案内されています。

放送局によって話数の進行日が異なるため、「SNSではもう第7話の話をしているのに、自分のテレビではまだ第6話だった」ということも起こります。

ここは猫の歩調どころか、放送局ごとに歩幅が違います。

最新話を追いかける場合は、「テレビ放送基準なのか」「先行配信基準なのか」を確認しておくと混乱しにくいでしょう。


「猫と竜」アニメの声優は?子安武人・井上喜久子ら豪華キャスト

主人公・猫竜を子安武人さん、育ての親であるママにゃんを井上喜久子さんが演じています。

『猫と竜』は主人公だけを追い続ける作品ではなく、エピソードによって中心人物が変化するため、登場キャラクターもかなり多彩です。

主なキャストは次の通りです。

  • 猫竜:子安武人
  • ママにゃん:井上喜久子
  • シロタエ:和泉風花
  • クロバネ:速水奨
  • ハイブチ:杉山紀彰
  • チークロ:河瀬茉希
  • クロタマ:徳留慎乃佑
  • ガリー:種﨑敦美
  • アンネロッサ:安済知佳
  • スタン:榎木淳弥
  • 葉猫:芹澤優
  • 王子:小市眞琴
  • 国王:一条和矢
  • グレーターデーモン:田所陽向
  • 四代目モシャモシャ:上田燿司
  • ミケミケ:白砂沙帆
  • モナルカ(黒):花江夏樹
  • ポムポラ:麻生智久

中でも物語の軸になる猫竜は、赤い羽を持つ火吹き竜です。

実親を失いながら母猫に育てられ、現在は森の猫たちを見守る存在になっています。

猫たちから「羽のおじちゃん」と慕われる一方で、人間を極端に嫌っているという複雑な面も持っています。

その猫竜を演じるのが子安武人さんです。

大きな力を持つ竜としての威厳と、猫たちを静かに見守る家族的な温かさ。この両方が必要になるキャラクターなので、低く存在感のある声と細やかな芝居を使い分けられるキャストとの相性は良いと感じます。

そしてママにゃんを井上喜久子さんが担当。

ママにゃんは、深い森で子育てをしてきた非常に肝の据わった母猫です。

火吹き竜の赤ちゃんを見つけても「これは無理です」と投げ出さず、自分の子として育てる。

母性という言葉だけでは収まらない、とんでもない包容力です。

第2話では人間の少女アンネロッサの親代わりのような存在にもなり、魔法の特訓まで始めます。

猫なのに人生指導まで担当。

頼もしさが猫サイズではありません。

さらに、クロバネ役の速水奨さん、ガリー役の種﨑敦美さん、アンネロッサ役の安済知佳さん、スタン役の榎木淳弥さんなど、それぞれ独立した物語を支えられるキャストがそろっています。

オムニバス作品は毎回スポットライトを浴びる人物が変わるぶん、各エピソードのゲスト的なキャラクターにも印象を残す演技が必要です。

その点で『猫と竜』は、「主人公以外の人物も好きになれるキャスティング」になっているのが強みだと思います。


「猫と竜」アニメの制作会社・スタッフは?OLMがアニメーション制作

アニメーション制作はOLMが担当し、監督はオ ジングさん、シリーズ構成は広田光毅さんです。

主な制作スタッフは以下の通りです。

原作はアマラさん、キャラクター原案は大熊まいさん、漫画版を佐々木泉さんが担当しています。

アニメでは監督をオ ジングさん、シリーズ構成を広田光毅さん、キャラクターデザインを倉員千晶さんと西野理惠さんが担当。

サブキャラクターデザインは黒澤浩美さん、美術設定は伊良波理沙さん、美術監督は薛平さん、色彩設計は小島真喜子さんです。

撮影監督は高橋賢司さん、CGディレクターは中島知奈絵さん、編集は渡辺直樹さん。

音響監督を小沼則義さん、音楽を小畑貴裕さんが担当しています。

アニメーション制作は公式番組情報ではOLM、より詳細な資料ではOLM Division 3とされています。

OLMと聞くと長期シリーズや子ども向け作品を連想する人もいるかもしれませんが、同社は幅広いジャンルの映像制作を手がけてきたスタジオです。

『猫と竜』で特に重要になるのは、派手な戦闘だけではありません。

猫らしい仕草、森の空気、食べ物への反応、子猫たちの動き、人間との微妙な距離感。

つまり「大事件ではない瞬間」をどれだけ魅力的に見せられるかが作品の生命線になります。

実際、配信サービスU-NEXTも本作の見どころとして、種族を越えた家族の絆とともに「猫が猫らしく描かれる描写」を挙げています。

これはかなり的確なポイントです。

猫キャラクターが人間のように会話して魔法を使うだけなら、単なる擬人化ファンタジーになってしまいます。

しかし『猫と竜』では、考え方や行動の端々に「やっぱり猫なんだな」と感じさせる瞬間がある。

第6話で森を挙げて猫じゃらしを育てる展開などは、その象徴でしょう。

※画像はAIによるイメージ

音楽面では、オープニングテーマがsuis from ヨルシカ「猫日」

作詞をsuisさん、作曲・編曲をキタニタツヤさんが担当しています。

エンディングテーマはshallmの「ただいまの場所」で、作詞・作曲をliaさん、編曲を村山☆潤さんが担当します。

特に「ただいま」という言葉は、血縁や種族を越えて家族になっていく『猫と竜』のテーマと非常に相性が良いタイトルです。

猫竜にとって「家族とは何か」「帰る場所とは何か」は物語全体に通じる問いでもあります。

個人的には、壮大な異世界ファンタジーらしさよりも、こうした生活と居場所の感覚を音楽でも補強していることが本作の特徴だと感じています。


「猫と竜」原作は小説?漫画・スピンオフまで基本情報を解説

『猫と竜』の原作はアマラさんによる小説で、小説・コミック・スピンオフコミックへと展開されています。

原点となった作品は「小説家になろう」で発表されました。

2013年9月6日から2014年6月18日にかけて、『猫と竜』『母猫と少女』『子猫たちと羽のおじちゃん』『黒猫と王子』『黒猫と駆け出し冒険者』といった連作短編が掲載されています。

その後、2016年4月22日に宝島社から書籍版『猫と竜』が発売。

2026年8月時点で公式サイトでは、単行本第1巻~第9巻、文庫本4冊が発売中と案内されています。

コミカライズは佐々木泉さんが漫画を担当。

2017年9月から連載が始まり、2026年7月24日にはコミック第13巻が発売されました。

さらに2025年からは、ノブヨシ侍さんによるスピンオフ漫画『猫と竜 ミケミケのねこねこギルド』も展開されています。

こちらは2026年5月7日にコミックス第1巻が発売されました。

アニメ放送開始に合わせた動きも活発で、コミック1~3巻をまとめた「猫と竜 スペシャルプライスパック」が2026年7月10日に発売されています。

「アニメを見て原作に興味を持ったけれど、小説と漫画のどちらから入ればいい?」と迷う人もいるでしょう。

物語そのものの原点をたどりたいなら小説版、キャラクターの表情や猫たちの動きをビジュアルで楽しみたいなら佐々木泉さんのコミカライズ版から入るのが分かりやすいと思います。

そしてアニメ版は、それらのエピソードを声・音楽・動きによって再構築した入口です。

ここで興味深いのは、『猫と竜』が「主人公の成長を1話から最終話まで直線的に追う作品」ではないことです。

原点そのものが連作短編なので、アニメのオムニバス構成は後から無理に作った形式ではありません。

作品がもともと持っていた魅力と、テレビアニメの1話単位の構成が非常に噛み合っているわけです。

この点は、「猫と竜 アニメ wiki」と検索して基本設定だけを見るより、一歩踏み込んで知っておきたいポイントでしょう。


「猫と竜」アニメの注目ポイントは?オムニバス形式だからこその魅力

『猫と竜』最大の特徴は、猫竜一匹を主人公に固定せず、猫・竜・人間それぞれの人生をオムニバス形式で描いていることです。

第1話では猫竜誕生の物語。

第2話ではママにゃんとアンネロッサ。

第3話では猫竜と子猫たち。

第4話ではクロバネとスタン。

第5話ではシロタエとガリー。

第6話では四代目モシャモシャと猫じゃらし畑。

このように、話ごとに中心人物もテーマも変わります。

一見するとバラバラの短編ですが、見続けると猫竜が暮らす世界の広さや、猫と人間の関係が少しずつ立体的に見えてきます。

ここが本作の面白いところです。

一般的なファンタジーでは、大きな目的が設定されます。

魔王を倒す、世界を救う、故郷へ帰る――といったゴールです。

しかし『猫と竜』が大切にしているのは、もっと小さな出来事です。

親になること。

友達になること。

子どもを見守ること。

自分の居場所を探すこと。

そして、ときには猫じゃらしを一生懸命育てること。

世界の命運から見れば小さな話でも、当人にとっては大事件です。

私は、このスケール感こそ『猫と竜』が2026年のアニメとして面白い理由だと考えています。

ファンタジー世界にはドラゴンも魔法も存在するのに、物語が目を向ける先は「暮らし」。

だからこそ、派手な異世界作品を何本も見たあとでも印象がかぶりにくいのです。

もう一つ注目したいのが、猫竜自身の立ち位置です。

彼は猫を愛し、守り、猫として生きようとしています。

その一方で、人間には強い警戒心を抱いています。

ところが周囲の猫たちは、人間の少女や王子たちと次々に関係を築いていく。

つまり猫竜が世界を閉じようとしても、彼が大切にしている猫たちが自然に世界を広げていくのです。

これは単なる「猫かわいいファンタジー」ではなく、他者への不信を抱える存在が、家族たちの交流を通じて少しずつ外の世界とつながっていく物語としても読むことができます。

猫竜本人が説教されて突然改心するのではなく、周囲の日常が少しずつ彼の世界を変えていく。

その距離感がかなり優しいんですよね。

作品を見始める人は、「猫竜が何をするか」だけでなく、「猫竜の周囲の猫たちが誰と出会い、その出会いが森へ何を持ち帰るのか」に注目すると、オムニバス形式がより面白く感じられると思います。


「猫と竜」アニメ化をどう見る?作品の強みと今後を考察

ここからは、アニメ好きの筆者としての私見です。

『猫と竜』のアニメ化で特に強いと感じるのは、1話ごとの満足感を作りやすい原作構造です。

近年のTVアニメでは、序盤数話を使って設定を説明し、本格的に物語が動くまで時間がかかる作品もあります。

もちろん長編だからこそ生まれる魅力もありますが、「まず1話だけ見たい」という視聴者にとっては少しハードルになることがあります。

その点、『猫と竜』は連作短編をルーツに持っています。

第1話だけなら母猫と竜の親子の物語。

第2話だけならママにゃんとアンネロッサの物語。

それぞれに出会いと変化があり、一定の読後感ならぬ「視聴後感」が残る構成です。

配信サービスで途中から作品を知った人にも比較的入りやすいでしょう。

一方で、各話が完全に独立しているわけではありません。

クロバネ、シロタエ、ママにゃんなど、別の話で中心だった猫たちが同じ世界で生きています。

長く見続けるほど「この猫、前に出てきた!」という再会が増え、世界全体への愛着が積み重なっていく。

私はここに、本作ならではの視聴継続の強さがあると考えています。

さらに、2026年8月8日に第7話「母猫の帰還」の情報が公開されていることからも分かるように、アニメは現在進行形で物語を積み重ねています。

放送開始時の「アニメ化された」という話題だけで終わるのではなく、各話を通して猫竜たちの世界そのものが評価されていく段階です。

そして長期的に見ると、原作小説9巻、コミック13巻、さらにスピンオフまで存在することも大きなポイントです。

アニメから入った視聴者が「この世界をもっと見たい」と思ったとき、すでに十分な原作資産があります。

これはシリーズ展開を考えるうえでも強い材料でしょう。

もちろん、現時点でアニメの続編などが正式発表されているわけではないため、今後について断定することはできません。

ただ、アニメ放送と同時期にコミック13巻やスペシャルプライスパックが発売され、原作・漫画・スピンオフを横断して展開している点を見ると、2026年夏は『猫と竜』というシリーズ全体を知ってもらう大きなタイミングになっていると考えられます。

そして何より、私は『猫と竜』の魅力は「優しい」だけではないと思っています。

家族との別れ、人間への不信、自信を持てない少女、孤児院で暮らす子どもたちなど、背景にはそれぞれ小さくない痛みがあります。

それでも物語は、その痛みを必要以上に強調するのではなく、誰かと一緒に食べたり、学んだり、育ったりする日常へ着地させる。

だから見終わったあとに温かさが残ります。

「癒やし系」と一言で片づけるより、少し傷を抱えた者同士が、無理なく家族や友達になっていくファンタジーと表現したほうが、『猫と竜』の本質には近いでしょう。


まとめ|「猫と竜」アニメは猫・竜・人間の絆を描く2026年夏作品

『猫と竜』は、アマラさんによる人気ファンタジー小説を原作として、2026年7月から放送されているTVアニメです。

猫に育てられた火吹き竜・猫竜を中心に、魔法を使う猫たちと人間たちの出会いをオムニバス形式で描いています。

猫竜役は子安武人さん、ママにゃん役は井上喜久子さん。種﨑敦美さん、安済知佳さん、榎木淳弥さん、速水奨さんらも出演し、アニメーション制作はOLMが担当しています。

TV放送は2026年7月4日に始まり、dアニメストアとABEMAでは6月27日から1週間先行配信。2026年8月現在も放送・配信が続いています。

原作は「小説家になろう」の連作短編からスタートし、小説、コミック、スピンオフへと展開。現在の公式情報ではシリーズ累計140万部を突破しています。

派手な冒険だけを追うのではなく、親子、友達、居場所といった日常のつながりを丁寧に描くのが『猫と竜』の持ち味です。

「猫が好きだから」という入口でももちろん大丈夫。

ただ見続けていると、そのかわいさの奥にある家族の物語や、猫竜が少しずつ広い世界とつながっていく姿にも気づくはずです。


よくある質問

「猫と竜」のアニメはいつから放送されていますか?

TV放送は2026年7月4日からTOKYO MXなどで開始されています。dアニメストアとABEMAでは、それより1週間早い6月27日から先行配信がスタートしました。

「猫と竜」のアニメ制作会社はどこですか?

アニメーション制作はOLMが担当しています。詳細資料ではOLM Division 3と記載されており、監督はオ ジングさん、シリーズ構成は広田光毅さんです。

「猫と竜」の原作は漫画ですか?

原作はアマラさんによる小説です。「小説家になろう」で連作短編として発表されたのち宝島社から書籍化され、佐々木泉さんによるコミカライズも展開されています。2026年7月にはコミック第13巻も発売されました。

水無月 巡(アニメ愛好フリーライター)

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